おじいちゃんのごくらくごくらく
発売日:2006年2月
- ページ数
- 〔32p〕
- ISBN
- 978-4-7902-5141-5
- 著者情報
- 西本 鶏介(ニシモト ケイスケ)
奈良県生まれ。昭和女子大学名誉教授。児童文学評論、創作、民話研究と、幅広く活躍
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商品説明
おじいちゃんはお風呂に入ると、いつも言います。「ごくらくごくらく」…この言葉は、いつしかおじいちゃんとゆうたをつなぐ合言葉となりました。
【対象】幼児
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
読み聞かせボランティアのグループで練習を兼ねて,読み合いっこをしています。その中で,大人の方が実際に涙を流しながら聞いてくださった絵本を 紹介します。大好きな長谷川義史さんの絵です。本の中から笑い声が聞こえてきそうな 元気な絵が今回は,近しい人の死についてを 描いています。西本鶏介さんは,孫に手作りのおもちゃを作ってあげるような,おじいちゃんなのかしら?文章で綴られる おじいちゃんと孫の絆の強さが,後から ずしんと心に効いてきます。文章は,僕の言葉で語られていきます。おじいちゃんが,園バスの送り迎えをしてくれること。 他の子は,おかあさんに迎えに来てもらっているけど, 僕は,おじいちゃんが迎えに来てくれるのが,嬉しい。 そんな孫が,おじいちゃんも嬉しい。おじいちゃんと一緒に,お風呂に入ること。 お父さんやお母さんが,一緒に入ろうと言っても おじいちゃんと入るのが一番楽しい僕。 そんな孫と一緒に入るお風呂が,「ごくらくごくらく」なおじいちゃん。こんなに強い絆で結ばれた二人を引き離す「死」というもの。腰が痛くて,病院に入院することになった頃からお父さんやお母さんの顔に,その影が見えます。何も知らずに「元気になったら温泉に行こうね」とおじいちゃんの手を握る僕…。このシーンあたりから,聞き手の表情は曇っていきます。「まさか,ほんとに極楽に行ったりは,しないよね…?」読み手は,ここまでは 僕の気持ちのまま,明るく元気な声で,読み進みました。一転,喪服を着たお母さんに抱かれる僕の絵が,おじいちゃんの死を知らせます。抑えた声で読んでいると,聞き手の鼻をすする音が,聞こえました。「おじいちゃんは,ほんとのごくらくへ いったのよ」最後のページは前向きな声で,僕の気持ちを読みます。「死」は別れではない,きっと僕と共に,おじいちゃんは居るよ という気持ちを込めて。この絵本は,近しい人の死を 迎えたことがある大人には,救いのような効果が,あると思います。涙を流して人の死を悼み,その人との絆を,自身に取り入れて生きていこうというメッセージを感じました。泣いて下さった方の感想は「まさか 本当に 極楽へおじいちゃんが行く とは思わなかった。 でも。。。(涙を拭いながら)。。。いい絵本ですね。」でした。(あんぴかさん 40代・宮城県 女の子15歳、女の子8歳)
商品詳細
- シリーズ名
- ひまわりえほんシリーズ
- 出版社名
- 鈴木出版
- サイズ
- 27cm
- 対象年齢
- 幼児
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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