イチョウの自然誌と文化史
発売日:2014年2月
- ISBN
- 978-4-7853-5857-0
- 著者情報
- 長田 敏行(ナガタ トシユキ)
1968年東京大学理学部卒業。1973年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。日本学術振興会特別研究員、1973年東京大学教養学部、1979年名古屋大学理学部、1983年基礎生物学研究所勤務を経て、1990年東京大学理学部教授。1993年東京大学大学院理学系研究科教授(組織替えによる)。2007年東京大学定年退職、東京大学名誉教授。2007年より法政大学教授。2008年より法政大学生命科学部教授。この間、東京大学大学院理学系研究科附属植物園園長、フンボルト財団研究員としてマックス・プランク生物学研究所で研究従事、日米科学協力事業で、ワシントン大学、イリノイ大学で研究従事
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商品説明
古来から日本人にとって親しみ深いイチョウは、ギンナン料理はもとより、街路樹として植えられ、シンボルマークや文学作品にも数多く登場してきた。明治時代、平瀬作五郎と池野成一郎によるイチョウやソテツの精子発見は、日本人が世界に先駆けて行った独創的な研究であるが、本書では、その舞台背景を当時の貴重な資料とともに紹介する。また、絶滅しかけたイチョウが、人間活動により世界中に「生きている化石」として分布を拡げてきた事実を知ることは、生物種の多様性を保全する見地からも大変重要である。イチョウの植物学的側面や、その文化史に興味のある方にぜひ一読をお勧めしたい。
目次
第1章 イチョウ精子発見は,なぜ大発見か?
1.1 明治初期の科学の状況
1.2 外国人教師
1.3 日本人の発見
1.4 精子発見の大イチョウ
1.5 私の追跡作業
1.6 シュトラスブルガーとは?
1.7 イチョウ精子観察
1.8 シュトラスブルガーの得たギンナン
第2章 イチョウの旅路:日本からヨーロッパへ,そして,ウィーンからボンへ
2.1 ウィーンからボンへ
2.2 ウィーン大学のイチョウ
2.3 ケンペルがイチョウをヨーロッパにもたらした
2.4 イチョウの拡がり
2.5 余波
第3章 生きている化石としてのイチョウ
3.1 生命の誕生
3.2 クチクラ,気孔,リグニン
3.3 水の輸送
3.4 種子形成
3.5 イチョウの諸形質
3.6 ソテツ
3.7 その他の「生きている化石」ほか
商品詳細
- 出版社名
- 裳華房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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