風景の近代史

小野芳朗/著

発売日:2023年2月

  • 風景の近代史
  • 風景の近代史
ページ数
329,9p 図版16p
ISBN
978-4-7842-2044-1
著者情報
小野 芳朗(オノ ヨシロウ)
1957年生。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(工学)。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授

¥4,950 税込

22 nanacoポイント

22 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

春の京都にあふれるソメイヨシノ、嵐山の春秋を彩る桜と紅葉、御堂筋を金色に染める銀杏並木、瀬戸内の島々を見晴らす雄大な眺め、日本のアルプスとうたわれた滋賀のはげ山―。これらはいずれも近代につくられ、あるいは発見された風景だ。その背後には風景を編集し、物語を紡ぎ、観光地を生み出す近代的な仕組みがある。荒廃した森林の施業、都市計画の実現、国立公開の設置など、行政はさまざまな要請から風景の編集を企図する。その周辺には風景に価値付けする学者たち、郷土を愛する地域の住民、風景で利益を得ようとする観光業者などがいる。風景に関わる人々はじつに多様だ。誰が風景を編集するのか、そして風景は誰のものか?

春の京都にあふれるソメイヨシノ、嵐山の春秋を彩る桜と紅葉、御堂筋を金色に染める銀杏並木、瀬戸内の島々を見晴らす雄大な眺め、日本のアルプスとうたわれた滋賀のはげ山――。
これらはいずれも近代につくられ、あるいは発見された風景だ。その背後には風景を編集し、物語を紡ぎ、観光地を生み出す近代的な仕組みがある。荒廃した森林の施業、都市計画の実現、国立公園の設置など、行政はさまざまな要請から風景の編集を企図する。その周辺には風景に価値付けする学者たち、郷土を愛する地域の住民、風景で利益を得ようとする観光業者などがいる。風景に関わる人々はじつに多様だ。誰が風景を編集するのか、そして風景は誰のものか?

目次

序論

第一章 京都の桜―古都が桜で埋め尽くされるまで
一 桜はイメージで植えられるのか
二 桜の風景―近世の諸相
三 ソメイヨシノの登場―近代・戦前の京都の桜
四 市内にあふれるソメイヨシノ―戦後京都の桜景観
五 なぜ桜の景観はたちあがったのか

第二章 嵐山の紅葉―吉野の桜か、王朝の紅葉か
一 嵐山の荒廃と再興
二 嵐山の施業における景観形成
三 紅葉の嵐山に編集しなおす―一九六〇年代の転換
四 桜と松の嵐山への再編集―一九八〇年前後における回帰
五 桜・紅葉の共存への再々編集―観光の二一世紀

第三章 御堂筋の銀杏―大大阪計画と街路樹
一 銀杏は大阪のシンボルとなった
二 大阪市都市計画とその背景
三 御堂筋建設
四 御堂筋街路樹の成立

第四章 瀬戸内海の島々―風景の価値創造
一 風景の選定に学者はどれほど関われるのか
二 瀬戸内海国立公園の風景は準備された
三 牛窓亀山公園の「風景開発」
四 笠岡諸島白石島と高島の郷土宣揚策

第五章 滋賀のはげ山―風景の価値転換
一 禿赭地の拡がり
二 史蹟名勝天然紀念物による歴史的価値付け
三 開発される風景

終章 風景と環境を考える

あとがき
掲載図版一覧
索引

商品詳細

出版社名
思文閣出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ