エリザベス・ボウエン 二十世紀の深部をとらえる文学
発売日:2020年7月
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
20世紀英国文壇の重鎮、エリザベス・ボウエン(1899〜1973)。二度の世界大戦を経験した20世紀にボウエンが見た荒廃と絶望は、今も終わりが見えない―イギリス伝統の風習喜劇に実存主義的視点を持ち込み、ゴーストに人間の心理の深奥をさぐらせるゴシック性。ボウエン文学の稀有な魅力に迫り、その全容の研究成果を問う。
20世紀英国文壇の重鎮、
エリザベス・ボウエン(1899〜1973)。
二度の世界大戦を経験した20世紀に
ボウエンが見た荒廃と絶望は、今も終わりが見えない──
リアリズムの手法を超え、時にゴシック性を取り込み、
内面の心理をとらえたモダニスティックで斬新な作品は、
現在も高く評価されているものの、日本での紹介は遅れてきた。
昨今、『最後の九月』(而立書房、2016)、
『日ざかり』、『心の死』(晶文社、2015)、
『パリの家』(晶文社、2014)、
『ボウエン幻想短篇集』(国書刊行会、2012)等、
翻訳紹介が続くなか、
ボウエン文学の稀有な魅力を伝え、ボウエン研究の成果を問う論集。
目次
ボウエンの文学的評価の変遷と現状―ボウエンという遠雷
ボウエンにとっての場所とアイデンティティ―文学的ヴィジョンの核心
アングロ・アイリッシュとしてのボウエンの源流―『七たびの冬』にみる自我の形成
「熱気」から「残骸」へ―ボウエンの『日ざかり』とイシグロの『日の名残り』に見る冷戦構造
ボウエンと乱舞する怪奇幻想の世界―そのゴシック小説の水脈を探る
ボウエン文学の土壌としての少女領域―『エヴァ・トラウト―移りゆく風景』を中心にして
“もの”は語る―人・家・自然が生み出す詩的でない言葉
語られない過去をめぐって―『心の死』におけるゆがんだ世界、ゆがめられた心
『日ざかり』における饒舌と寡黙―アンチロマンス・アイデンティティ・戦争
虚構という孤独の言葉―『エヴァ・トラウト』における語りえない言葉を求めて
〈どこにもない場所〉を生きる―「あの薔薇を見てよ」における場所の狂い、ファンタジー、そして無
時空間を飛翔する想像力―「幸せな秋の野原」を読み解く
〈私〉が〈彼女〉になる時―「第三者の影」、「林檎の木」、「幻のコー」論
戦争のエピファニー―「ラヴ・ストーリー 一九三九」、「幻のコー」を中心に
ロンドン空襲下のさまよえる孤独な魂―ボウエンとグレアム・グリーンの短編を比較して
ハーディを通して読むボウエン―隠れた共通点を探って
ボウエンのT.S.エリオットとの邂逅―私人、作家、書評家として
ボウエンが見た若い娘たち―「現代娘であること」を読む
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。