領海・漁業・外交 19〜20世紀の海洋への新視点
太田出/編著 川島真/編著 森口(土屋)由香/編著 奈良岡聰智/編著
発売日:2023年3月
- ページ数
- 398,5p
- ISBN
- 978-4-7710-3741-0
- 著者情報
- 太田 出(オオタ イズル)
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授
川島 真(カワシマ シン)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。東京大学大学院総合文化研究科教授
森口(土屋) 由香(モリグチ(ツチヤ) ユカ)
ミネソタ大学大学院アメリカ研究科博士後期課程修了、Ph.D.。京都大学大学院人間・環境学研究科教授
奈良岡 聰智(ナラオカ ソウチ)
京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。京都大学大学院法学研究科教授
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商品説明
これまでの海域史は、海洋をおもに交通路・交易路として捉え、それ自体を見つめる視点に欠けていた。本書では、「領海主権」「海洋権益」「海洋社会」を基軸にすえ、領海・資源・汚染・安全保障など、現代社会を理解するためのキーワードから、海洋に正面から向き合う。歴史・政治・法・軍事・社会・文化の各分野の専門家が結集し、新たな「海洋の歴史」を描き出そうとする試み。
これまでの海域史は、海洋をおもに交通路・交易路として捉え、それ自体を見つめる視点に欠けていた。本書では、「領海主権」「海洋権益」「海洋社会」を基軸にすえ、領海・資源・汚染・安全保障など、現代社会を理解するためのキーワードから、海洋に正面から向き合う。歴史・政治・法・軍事・社会・文化の各分野の専門家が結集し、新たな「海洋の歴史」を描き出そうとする試み。
目次
序 章「海洋の歴史」研究への新視点 (太田 出/川島 真/森口(土屋) 由香/奈良岡 聰智)
1 「海洋の歴史」という発想
2 「海洋の歴史」研究で取り上げられる課題
3 本書出版の意義
第1章 近代中国の領海主権と漁業博覧会 (太田 出)
――張謇による「海権」の実践
はじめに――問題の所在
1 張孝若『南通張季直先生伝記』に見る父・張謇の「海権」論とその実践
2 沈同芳『中国漁業歴史』と領海主権
3 ミラノ漁業博覧会参加の意義と張謇の「海権」論
おわりに――張謇と「海権」論
第2章 一九二〇年代における漁場監視と日中関係 (佐藤 良聖)
――竜口・海州のマダイ漁場を事例として
はじめに
1 マダイの生態と利用
2 マダイ漁の形態
3 マダイがもたらす対立
4 マダイ漁業の退潮と漁場監視の転調
おわりに
第3章 カナダ日本人移民による塩鰊のアジアへの輸出 (河原 典史)
――戦間期における塩干魚類の移動
はじめに
1 ニシン巾着網漁業と塩鰊製造業
2 塩鰊製造業の展開
3 太平洋をめぐるニシン
おわりに
第4章 生態学的地図作成の試み (伊藤 孝治)
――戦間期の北太平洋における鮭鱒漁業の変容と水産海洋学的アプローチの台頭
はじめに――問題の所在
1 極東ロシア沿岸における日本の鮭?漁業の発展
2 水産海洋学の発展と鮭?の生態解明をめぐる日ソ関係
3 鮭鱒の生態の科学的知識をめぐる抗争としてのブリストル湾事件とその歴史的遺産
おわりに――戦間期の北太平洋における日本・ソ連・米国の生態学的地図作成をめぐる競争
第5章 遠洋練習航海論 (奈良岡 聰智)
――大日本帝国海軍・海上自衛隊を例として
はじめに
1 明治前期の遠洋練習航海
2 明治後期の遠洋練習航海
3 大正期の遠洋練習航海
4 昭和戦前期の遠洋練習航海
5 第二次世界大戦後の遠洋練習航海
おわりに
商品詳細
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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