環境学入門 法学・経済学・自然科学から学ぶ

  • 環境学入門 法学・経済学・自然科学から学ぶ
  • 環境学入門 法学・経済学・自然科学から学ぶ
ページ数
191p
ISBN
978-4-7664-2957-2
著者情報
青木 淳一(アオキ ジュンイチ)
1977年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。エネルギー、情報通信、交通など公益事業の規制と競争を研究している

一ノ瀬 大輔(イチノセ ダイスケ)
1982年生まれ。立教大学経済学部准教授。専門は環境経済学。経済学の視点から資源循環問題や環境法の効果について研究している

小林 宏充(コバヤシ ヒロミチ)
1971年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。空気や水などの流れの力学、なかでも乱流、プラズマ、燃焼、量子乱流、それらを利用したエネルギー変換について研究している

¥1,980 税込

9 nanacoポイント

9 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

循環型社会、生物多様性、気候変動と地球温暖化。3つのテーマ、文理の双方から考える環境問題!

循環型社会、生物多様性、気候変動と地球温暖化。
3つのテーマ、文理の双方から考える環境問題!

「本書を手に取ったみなさんは、どのような「環境問題」を思い浮かべるでしょうか。「環境」ということばそのものはニュートラルで、対象となるものの周囲を意味しますが、「環境問題」というときの「環境」は、人間を含む生物の周囲を指します。そして、人間の活動が影響を与えている、あるいは、人間の活動に影響を及ぼしている自然や社会の変化が、見過ごすことのできない状況に至ると、それが「環境問題」として人びとに認識されるようになるのです。

本書は、20世紀終盤から問題がより顕著にあらわれはじめて、現在も継続している環境問題である、「循環型社会」、「生物多様性」、「気候変動と温暖化対策」をテーマとして、それぞれを法学、経済学、自然科学の観点から解説しています。

なぜ、法学、経済学、そして、自然科学なのか。

現代国家は、法律というツールによって社会を運営します。社会の構成員である個人や企業の行動を決定づける大きな要因には、経済的動機があります。社会的にも経済的にも合理性のある政策が行われるべきですが、その政策は自然科学の知見にも裏打ちされたものであるべきです。

科学的に実現可能なことであっても、倫理的に許されず、法律が規制することもあるでしょう。他方で、法律の目標が科学的に達成不能であれば、意味がありません。ある問題に対して有効な科学的対策があっても、採算に見合わないことは実現困難でしょう。しかし、経済性が乏しいからといって、科学的解明をあきらめるわけにはいかないのです。

本書の読みかたは、みなさんの自由です。どこから読んでもよいし、どのような順番で読んでもよい。「循環型社会」、「生物多様性」、「気候変動と温暖化対策」のうち興味・関心のあるテーマから、あるいは、法学、経済学、自然科学のうち取り組みやすい学問分野から、読んでみてください。ところで、各章・各節の間で、内容の重複があるように見えるかもしれません。本書はあえて調整しませんでした。執筆者は、それぞれの専門分野に立って解説しています。同じテーマであっても、それぞれの専門分野から考えると、どのような説明がされるのか――本書を読むときの楽しみのひとつにしていただきたいと思います。」(本書「はしがき」から)

目次

第1章 循環型社会

1 循環型社会をつくるために法ができること【法学】
● 循環型社会とは/● 日本の循環管理法の沿革/● 循環型社会の形成にかかわる根本的な問題/● 循環型社会にかかわる環境法の基本理念/● リサイクルをすすめる法制度の仕組み/● いまの制度の問題点──プラスチック問題から考える
Column 環境政策の手法  
レポート課題・小テスト  

2 経済学からみる循環型社会【経済学】
● 本節の構成について/● 経済学からみた廃棄物/● 循環経済への取り組み/● 日本型循環経済を目指して 
レポート課題・小テスト  

3 循環型社会を支える地球の生態系【自然科学1】
● 自然生態系の物質循環/● バイオマスの利用/● ヒトは生態ピラミッドの頂点に立つ/● 生態系内で蓄積され、分解と循環が困難なものによる影響/● 3R の前に意識すべきこと 
レポート課題・小テスト  

4 プラスチックの過去・現在・未来【自然科学2】
● プラスチックを構成する元素/● プラスチックは炭素(C)の化学/● プラスチックは高分子化合物/● プラスチックの分類/● プラスチックによる環境問題/● マイクロプラスチック/● バイオプラスチック/● プラスチックの廃棄による環境問題とリサイクルの現状 
Column プラスチックの歴史  
レポート課題/小テスト  

エッセイ1 人類の窒素の獲得が生んだ環境問題


第2章 生物多様性

1 法と生物多様性【法学】
● 生物多様性とは/● 生物多様性を守るべき理由/● 生物多様性を脅かす4つの危機/● 生物多様性保全の考え方/● 生物多様性条約などの国際的な枠組み/● 生物多様性基本法などの国内法の枠組み 
レポート課題・小テスト  

2 経済学から考える生物多様性問題【経済学】
● 生物多様性と経済/● 生物多様性と生態系サービス/● 生物多様性が失われている原因/● 生物多様性の保全に向けて/● 生物多様性保全のこれから 
Column 生物多様性の経済学:ダスグプタレビュー  
レポート課題・小テスト  

商品詳細

出版社名
慶應義塾大学出版会
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ