現代フィリピンの地殻変動 新自由主義の深化・政治制度の近代化・親密性の歪み
原民樹/編著 西尾善太/編著 白石奈津子/編著 日下渉/編著 飯田悠哉/〔ほか〕著
発売日:2023年3月
- ページ数
- 280p
- ISBN
- 978-4-7634-2054-1
- 著者情報
- 原 民樹(ハラ タミキ)
早稲田大学アジア太平洋研究センター助教。1985年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は政治学・フィリピン地域研究
西尾 善太(ニシオ ゼンタ)
立命館大学大学院先端総合学術研究科特別研究員(PD)。1989年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。専門は都市人類学
白石 奈津子(シライシ ナツコ)
大阪大学大学院人文学研究科講師。1988年生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程単位取得退学。博士(地域研究)。専門は文化人類学・農村社会学
日下 渉(クサカ ワタル)
東京外国語大学総合国際学研究院教授。1977年生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学、京都大学人文科学研究所助教、名古屋大学大学院国際開発研究科准教授を経て現職。博士(比較社会文化)。専門はフィリピン地域研究
飯田 悠哉(イイダ ユウヤ)
愛媛大学農学部食料生産経営学コース研究員。1986年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程指導認定退学。専門は農業・食料社会学
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商品説明
かつての「つながりで貧困を生き抜く社会」は、いかに変容したのか―。グローバルなサービス産業への特化による著しい経済成長と社会福祉の充実。急激な社会変化のなかで、ドゥテルテによる強権政治はなぜ熱狂的支持を得たのか?新自由主義に呑み込まれる現代フィリピンを、緻密なフィールド調査から多面的に描き出す。
かつての「つながりで貧困を生き抜く社会」は、いかに変容したのか――
グローバルなサービス産業への特化による著しい経済成長と社会福祉の充実。
急激な社会変化のなかで、ドゥテルテによる強権政治はなぜ熱狂的支持を得たのか?
新自由主義に呑み込まれる現代フィリピンを、緻密なフィールド調査から多面的に描き出す。
目次
〈問題の所在〉
序論 新時代のフィリピン人──なぜ「規律」を求めるのか
批判的序論 2010 年代のフィリピン政治をどう理解するか──社会民主主義への転換
〈第1部 フォーマリティへの欲望〉
第1章 揺らぐ寡頭制──ディナガット州における革新政治の展開
第2章 包摂的成長と再定住の政治── 2010 年代におけるマニラの空間再編
第3章 「レッドテープ」からの脱却──法制度と執行体制の整備による非属人的制度の模索
第4章 発展する胴元国家、生き残る違法賭博──ドゥテルテ時代の賭博政策をめぐる人々と政治
第5章 スペクタクル化する「マンゴーの島」──ギマラス島における産地再編の光と影
〈第2部 ままならないインティマシー〉
第6章 再編される親密性――生政治と死政治に引き裂かれる人々
第7章 「親しみやすさ」の複数性――コールセンターとKTV の労働世界
第8章 OFW の身体に対する「遅い暴力」――農村男性の出稼ぎ先における痛みをめぐって
第9章 他者への応答としての「リホック」――元OFW 女性の日常から見る現代フィリピンの共生と分断
第10 章 消費される未来、沈殿する過去――妊娠期における喪失経験と女性たちの応答
〈結論にかえて〉
現代フィリピンにおける時間/テンポの加速と揺らぎ――継ぎはぎされる変化への希求
商品詳細
- 出版社名
- 花伝社
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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