村上春樹と魯迅そして中国

藤井省三/著

発売日:2021年12月

  • 村上春樹と魯迅そして中国
  • 村上春樹と魯迅そして中国
ページ数
260p
ISBN
978-4-657-21019-7
著者情報
藤井 省三(フジイ ショウゾウ)
中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。1952年生まれ。東京都出身。76年3月、東大文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画

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商品説明

「猫好きの村上春樹」と「猫嫌いで小鼠好きの魯迅」二人を合わせ鏡にして迫る文学世界―。

村上春樹の文学世界を読み解く「記号」は中国であると考える著者が、「猫好きの村上春樹」と「猫嫌いで小鼠好きの魯迅」を照らし合わせることで、二人の文学世界を掘り下げる本書。 手掛かりは「魯迅」と「父親の中国戦線従軍体験」。そして「中国文化の村上受容」と「高橋和巳」。 比較文学的手法を駆使する著者にいざなわれ、村上文学の深淵をのぞくとき、その先には別の深甚なる世界が待ち受けていた―。村上が中国をどう見て、中国が村上をどう見ているのか。そして中国人は村上文学をどのように読んでいるのか。それらの考察を本書でくまなく展開する。「早稲田大学創立者・大隈重信没後 100 周年」( 2021年1 月10 日)の特別企画第2弾。

目次

第1章 村上春樹と魯迅
第2章 男子学生の帰省と中年男の帰郷
第3章 裏切りと再会、遠い中国と懐かしい日本
第4章 満洲国の記憶―『羊をめぐる冒険』と高橋和巳『堕落』
第5章 「トニー滝谷」と『ねじまき鳥クロニクル』
第6章 中国における村上批判
第7章 村上文学の中の戦争の記憶

商品詳細

シリーズ名
早稲田新書 009
出版社名
早稲田大学出版部
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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