中世社会と声のことば

酒井紀美/著

発売日:2023年2月

  • 中世社会と声のことば
  • 中世社会と声のことば
ページ数
319,15p
ISBN
978-4-642-02979-7
著者情報
酒井 紀美(サカイ キミ)
1947年大阪市に生まれる。1976年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。元茨城大学教育学部教授

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商品説明

中世社会に生きていた人びとの声のやりとりはどのように復元できるのか。発語をできるかぎりそのまま表記した宣命体や申詞記、言う・申す・誓うなどの発声を示す語句、訴訟などの互いが激しく応答し合う場面に注目し、今日まで残されてきた文字史料を手がかりに、生きた声の痕跡を探索する。臨場感ある口頭の世界に秘められた歴史像に迫った注目の書。

中世社会に生きていた人びとの声のやりとりはどのように復元できるのか。発語をできるかぎりそのまま表記した宣命体や申詞記、言う・申す・誓うなどの発声を示す語句、訴訟などの互いが激しく応答し合う場面に注目し、今日まで残されてきた文字史料を手がかりに、生きた声の痕跡を探索する。臨場感ある口頭の世界に秘められた歴史像に迫った注目の書。

目次

序章 「声のことば」へと広がる視野/「声のことば」の表記の仕方(『日本三代実録』から『伴大納言絵詞』まで〈「宣命体」による表記/絵巻の「詞書」〉/「日記」と「解状」〈事発日記/「解状」の中の「宣命体」〉/問注申詞記〈宇佐宮公文所問注申詞記/土師興任問注申詞記/「愚昧記」紙背の問注申詞記/散位源行真申詞記/河人成俊等問注申詞記〉/浮かび上がる「声のことば」〈鎌倉幕府の「御前対決」/しぬへくおほゆ/夢の中の声/死セムカナウ〉以下細目略)/「声のことば」に関わる語(「詞」と「状」/「白状」と「生口」/「悪口」を吐く/「言口」と「無口」)/在地社会の訴訟(覚仁の後家尼真妙/尼真妙の「かな書状」/伊予国弓削嶋百姓らの問答対決/六波羅探題における「内問答」と「言口法師」/葛川久多庄堺相論日記)/「仰詞」と「申詞」(公武間で応答する声/東大寺の「仰詞」と「申詞」/意見としての「申詞」)/終章 「声のことば」と文字

商品詳細

出版社名
吉川弘文館
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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