せかいいちうつくしいぼくの村
発売日:1995年12月
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商品説明
きょう、ヤモははじめてとうさんとまちへいく。ロバのポンパーもいっしょだ。いちばですももやさくらんぼをうるのだ。
【対象】幼児
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
1995年の作品。作者の小林豊さんが、訪れたアフガニスタンの村を元にしており、小4の教科書(東京書籍)に掲載されているようです。アフガニスタンと言えば、1979年末のソ連軍侵攻以来、タリバン、アメリカの侵攻を受けて国土の破壊が進行し、米軍が今も「対テロ戦争」を続けています。現在も大量の難民(周辺国合計で約260万人)が発生している他、テロ、麻薬の問題など、懸念事項が未解決のまま残っているのですが、最初は、そんな国であっても人々は前向きに生きているというメッセージなのかと思って読みました。物語は、「すもも、さくら、なし、ピスタチオ。はる。パグマンの村は、はなで いっぱいに なります」との書き出しで始まります。夏になり、兄さんが戦争にいってるので、替わりに弟のヤモが、ロバのボンパーとお父さんと町に果物を売りに出かけます。アフガンの喉かな光景があり、町も町人も実に大らかであって、異国風情を思う存分満喫できます。ヤモが一人でさくらんぼを売るのですが、これなんか、同じ年代の子が商売をしてるのですから、感銘を受けることでしょう。戦争で足を無くした人が出てきたり、町の食堂では、隣の人と戦争の話をしたりと、戦争の影は盛り込まれてはいるのですが、絵としては描かれておらず、あまり気にも留めませんでした。果物を売った対価で、子羊を買い村に戻るのですが、夕日に照らされた帰り道も、実に美しい光景だと思います。物語は、これで終わりと思いきやさにあらず。最後のページに絵はなく、一文で終わるのですが、衝撃的な終わり方です。大どんでん返しとは、正にこのこと。あまりに強烈過ぎて、言葉を失ってしまう、そんな表現がピッタリ。読んで感じて頂くしかないのですが、この作品は、その一文を伝えたいがために、それまでの文章が存在しているとさえ言える作品なのです。続編として「ぼくの村にサーカスがやってきた」「せかいいち うつくしい村にかえる」がありますので、あわせて読むことをオススメします。対象年齢は、小学校中学年以上が適切だと思います。(ジュンイチさん 40代・広島県 男の子12歳、男の子6歳)
商品詳細
- シリーズ名
- えほんはともだち 40
- 出版社名
- ポプラ社
- 対象年齢
- 幼児
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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