釣り師と文学 イギリス保守主義の源流 アイザック・ウォルトン研究「増補新版」

曽村充利/著

発売日:2021年1月

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版数
増補新版
ページ数
660,27p
ISBN
978-4-588-49518-2
著者情報
曽村 充利(ソムラ ミツトシ)
1952年東京都生まれ、1976年青山学院大学経営学部卒業、1982年法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学、1984年法政大学経済学部助教授、1990‐92年、2000‐01年ケンブリッジ大学ダーウィン・カレッジ客員研究員、現在法政大学グローバル教養学部教授、博士(文学)

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商品説明

いまなお世界中の釣り好きに読み継がれる英文学史上の古典『釣魚大全』を、17世紀イギリスの政治史・社会史・文化史、そして教会史の文脈のなかで重層的に読み解いた定評ある本格的研究。アングリカニズムやピューリタニズムの思想をふまえ、他の代表的な伝記作品群の読解も含めてウォルトン文学の全貌に迫る。入手困難となった初版に、新たに書き下ろした付論を増補して復刊。

いまなお世界中の釣り好きに読み継がれる英文学史上の古典『釣魚大全』を、17世紀イギリスの政治史・社会史・文化史、そして教会史の文脈のなかで重層的に読み解いた定評ある本格的研究。アングリカニズムやピューリタニズムの思想をふまえ、他の代表的な伝記作品群の読解も含めてウォルトン文学の全貌に迫る。入手困難となった初版に、新たに書き下ろした付論を増補して復刊。

目次

序章

第I部 アイザック・ウォルトン

第一章 ウォルトン小伝
1 ジョン・ダンとの出会いまで
2 国教会の中へ
3 内乱の時代
4 王政復古から死まで

第二章 そのアングリカニズム思想
1 従順さと批判精神
2 初期教会の素朴さと寛容
3 ヴィア・メディアと友情

第II部 『釣魚大全』

第三章 『釣魚大全』 ジャンルの混交と非告白主義
1 釣り──瞑想と活動の調和
2 内乱への反動
3 国教会擁護と自然の中の瞑想
4 パストラルと農耕詩
5 近代と信仰

第III部 『伝記集』と『愛と真実』

第四章 『ジョン・ダン伝』 宗教的伝記と親密な感情
1 真実への愛と愛の真実
2 聖職者の伝記の伝統と『ダン伝』
3 近代的伝記の要素
4 『ダン伝』の政治的要素と新しさ

第五章 『サー・ヘンリー・ウォットン伝』 俗人の機知と宗教
1 イートン校校長と釣り友達
2 俗人の機知と洒落
3 神学論争嫌い
4 グレイト・テュー・サークルとヴェネチア大使

第六章 『リチャード・フッカー伝』 プロパガンダと伝記作者の誠実さ
1 ピューリタンに対する勝利と王政復古教会の要請
2 フッカーのロー・チャーチ的論点とウォルトンの説明
3 『教会統治理法論』の成立事情とウォルトンの説明
4 伝記作家ウォルトンの誠実さ

第七章 『ジョージ・ハーバート伝』 王政復古の模範的田舎司祭
1 内乱による破壊と司祭たち
2 模範的田舎司祭の聖人化と実用的教育
3 アングリカニズムの擁護とハーバートの中道思想
4 『聖堂』と音楽による『ハーバート伝』の統一

第八章 『ロバート・サンダーソン伝』 国教会と柔和な主教の受難
1 王位継承排除危機と内乱時代の受難
ほか

商品詳細

出版社名
法政大学出版局
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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