『陸軍分列行進曲』とふたつの『君が代』 出陣学徒は敵性音楽で戦場に送られた
発売日:2020年8月
- ページ数
- 213p
- ISBN
- 978-4-582-85953-9
- 著者情報
- 大山 眞人(オオヤマ マヒト)
1944年山形市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家
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商品説明
明治に入り、日本は欧米列強に対抗すべくさまざまな近代化を推し進める。音楽も例外ではなく、外国人音楽家の力を借りて国歌『君が代』が誕生、さらに『陸軍分列行進曲』が、フランス人音楽家の曲をもとに、編曲を繰り返すことで陸軍が制定する行進曲につくり上げられていく。太平洋戦争へと突き進むなかで敵性音楽は禁止される。だが、「出陣学徒壮行会」の場で、作曲者の名を伏せて行進曲は使用されたのだ。敵性音楽を平気で用いるしたたかさは、どこからくるのか。音楽史の視点からその“闇”を明らかにする!
明治に入り、日本は欧米列強に対抗すべくさまざまな近代化を推し進める。音楽も例外ではなく、外国人音楽家の力を借りて国歌『君が代』が誕生、さらに『陸軍分列行進曲』が、フランス人音楽家の曲をもとに、編曲を繰り返すことで陸軍が制定する行進曲につくり上げられていく。太平洋戦争へと突き進むなかで敵性音楽は禁止される。だが、「出陣学徒壮行会」の場で、作曲者の名を伏せて行進曲は使用されたのだ。
敵性音楽を平気で用いるしたたかさは、どこからくるのか。音楽史の視点からその?闇?を明らかにする!
※お届け日が変更になりました
8月11日→8月17日
目次
《目次》
はじめに
第1章『陸軍分列行進曲』とシャルル・ルルー
シャルル・ルルーは、なぜ日本国に招聘されたのか
パリ音楽院で学んだすべてを日本陸軍軍楽隊に注ぎ込む
鹿鳴館の完成とルルーの存在意義
新生日本国がまずやらなければならなかったこと
軍歌『抜刀隊』の誕生
『抜刀隊』の調性と転調について
第2章『陸軍分列行進曲』はなぜつくられたのか
ルルーには『陸軍分列行進曲』を作曲(編曲)した痕跡はない
小雨煙るかなでの「出陣学徒壮行会」
敵性音楽禁止令のもとで
「軽佻浮薄で?廃的」な音楽は、なんでも禁止された
『南洲残影』にみる『陸軍分列行進曲』の神髄
第3章 ふたつの『君が代』
国歌も国旗もない!
フェントン作曲の『君が代』に不満が充満
2代目『君が代』に隠された調性の秘密
異文化を取り込んで共存させるしたたかな日本人
『君が代』の歌詞に秘められた謎
第4章 奮闘!?伊澤修二の心意気
学校教育も、外国人音楽家に頼るしかなかった
音楽取調掛に求められたもの
伊澤修二と『君が代』
『サザレイシ』「小学唱歌『君が代』」「ラッパ譜『君が代』」
「和洋折衷」こそ新生日本が目指したもの
第5章 新国歌制定のむずかしさ
国旗「日の丸」と国歌『君が代』の迷走
極東委員会では、「新国歌」制定を望む国もあった
「第2国歌」をつくればいいじゃないか
新国民歌『緑の山河』を誕生させてはみたものの
第6章 新国民歌『われら愛す』のまぼろし
壽屋が募集した「新国民歌」
『われら愛す』はなぜ歌われなくなったのか
芳賀秀次郎と『大日本の歌』
模倣することで日本の伝統音楽は生き延びてきた
第7章 伝統音楽にみる日本人のDNA
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 平凡社新書 953
- 出版社名
- 平凡社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
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