新聞の嘘を見抜く 「ポスト真実」時代のメディア・リテラシー
発売日:2017年9月
- ISBN
- 978-4-582-85852-5
- 著者情報
- 徳山 喜雄(トクヤマ ヨシオ)
1958年生まれ。ジャーナリスト、立正大学教授。朝日新聞社で東欧革命やロシア・旧ソ連諸国の崩壊などを取材。写真部次長、雑誌『AERA』フォトディレクターなどを経て現職
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商品説明
客観的事実よりも感情に強く訴えるほうが世論形成に影響する「ポスト真実」の時代。新聞は部数の落ち込みが激しいだけでなく、政権に近い新聞とそうでない新聞との間に深い亀裂が走り、それを政権が利用するといった事態も生まれている。新聞ははたして「終わった」メディアなのか。長年培われた構造上の問題から生まれる、新聞報道の作為、不作為の嘘を検証する。
作為、不作為による新聞の嘘とそれが与える世論や社会への影響を分析。「ポスト真実」時代に、どのように情報に向き合えばいいのか。
目次
プロローグ
第1章「ポスト真実」時代の新聞──Brexitと米大統領選挙
人々の情動に訴える偽ニュース/世論をミスリードした英国のEU離脱報道
主要メディアの「没落現象」/政治記者と有権者の間の距離
荒れ狂う偽ニュースにどう対応するか/清沢洌のジャーナリズム批判
ほか
第2章新聞による作為、不作為の嘘
極論しかない二元論的な報道/首相との阿吽の呼吸/「朝日新聞はどうなっているのか?」
安保法制をめぐるアベコベの紙面/70年談話で首相と読売が緊張関係に
客観的な事実が埋没/複数の新聞を読み比べる/安倍談話に対する問答無用の批判記事
ほか
第3章朝日問題の本質とその余波
「私は朝日新聞に勝った」/慰安婦報道をめぐる根深い対立/朝日新聞問題のあらまし
専門家から吉田証言に疑義/言論機関として不誠実な手法
32年後の吉田証言報道取り消し/致命的な判断ミスだった池上コラム掲載拒否
ほか
第4章新聞の嘘を見抜く読み方
摩訶不思議な読売のTPP報道/強いトーンの見出しに注意/断定調の報道で誘導
新聞には「見立て」の記事があふれている/フレームアップという「クセ」
相模原障害者殺傷事件をめぐって/障害者の実名は隠したほうがいいのか
ほか
第5章報道写真の虚実
漂着したアイラン君の遺体/1枚の写真が欧州首脳を動かす
「遺体=ボツ」というステレオタイプ/オバマの広島訪問をめぐる写真の使い方
二項対立させる紙面/氾濫する監視カメラからの映像
ほか
第6章新聞は誰に寄り添うか
長崎被爆者のスピーチを黙殺した3紙/同じ株主総会がまったく違う記事に
抗議行動の扱いが二極化/「炉心溶融」の社内マニュアルをめぐる報道
欧米偏重の国際報道/「ニュース女子」問題/森友学園疑惑の本質を隠す劇場型報道
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 平凡社新書 852
- 出版社名
- 平凡社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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