イカル荘へようこそ
発売日:2021年5月
- ページ数
- 238p
- ISBN
- 978-4-569-78995-8
- 著者情報
- にしがき ようこ(ニシガキ ヨウコ)
愛知県名古屋市生まれ。第49回毎日児童小説コンクール優秀賞受賞。第8回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞受賞。受賞作『ピアチェーレ 風の歌声』(小峰書店)で、第21回椋鳩十児童文学賞受賞。『川床にえくぼが三つ』(小学館)で、第65回小学館児童出版文化賞受賞
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商品説明
親と子って、縁が切れるものでもなく、かと思えば、疎遠になることもあって難しいわね。多感な少女が葛藤しながらも成長していく物語。
「もう、イヤ! もう、たくさん!」中学2年の真子は、揉めてばかりの両親にうんざりし、家を飛び出した。偶然たどり着いた画廊で夏鈴さんに出会った真子は、夏鈴さんの住む「イカル荘」でホームステイをさせてもらうことに。インドネシアからの留学生・デフィン、イカル荘の隣に住む夏鈴さんの父・ジジ、夏鈴さんの甥で真子と同級生の颯太らに囲まれ、イカル荘での新生活が始まった。
みんなでご飯をつくること、笑いながら話すこと……そんな当たり前の幸せをイカル荘の生活で感じていく真子。今まで気にしたことのなかったイカルやガビチョウの鳥の声、目の当たりにしたイスラム教のデフィンの断食……広い世界に目を向けるきっかけを与えてくれたイカル荘。
イカル荘での生活も一ヶ月がすぎ、明日はパパが真子を迎えに来る日。最後にみんなでバードウォッチングに出かけ……。
多感な時期の少女が葛藤しながらも、両親との関係修復へと向き合っていく――。
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
装画に惹かれて手に取った。イルカに乗って波を打ってるのかと思いきや、よくよく見ると鳥だ。ということは、コレは空?読みはじめるとすぐわかる。コレはイカルという名の鳥。そしてその名を冠したシェアハウスのような建物、それがイカル荘。最初は主人公の女の子のつもりで読み進めていたけれど、次第に世話焼きの夏鈴さんの視点になり、終わりには案の定、母親の心持ちで読み終えていた。追い詰められた世界から飛び出した主人公が、関わる大人たちの立ち位置を少しずつ知り、新しい喜びの扉を見つる。そして、そうなってはじめて、重苦しいだけ、だったはずの両親のことを想う。皆、色々な立場で一生懸命生きていて、ぶつかって、押さえつけて、どうにもならなくなる。みんな苦しいのだ。でも、みんな幸せになれるのだ。なんて割とシンプルだけど説明しずらいことを個性的なキャラクターに棲み分けて関係性の中で見せてくれる。文章もさほど難しいくはないので、長編にチャレンジしてみたい!という子にはピッタリだと思います。あとバードウオッチングの知識も少し得られます!(朝枝ナオさん 30代・東京都 男の子5歳、男の子2歳)
商品詳細
- シリーズ名
- わたしたちの本棚
- 出版社名
- PHP研究所
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 小学56年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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