執事とメイドの裏表 イギリス文化における使用人のイメージ「増補版」

新井潤美/著

発売日:2023年9月

  • 執事とメイドの裏表 イギリス文化における使用人のイメージ「増補版」
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版数
増補版
ページ数
278,7p
ISBN
978-4-560-72137-7
著者情報
新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院人文社会系研究科教授

¥1,760 税込

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商品説明

19世紀のミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』の「使用人」の章は、家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になるという話から始まる。では、それはどんな愚痴で、どういうところから来たのか。本書は、使用人の「文学におけるイメージ」と実態を分析し、またアメリカや日本で持たれているイメージとの比較からイギリス文化の特徴や独自性を明らかにしていく。

19世紀イギリスのミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』によると、社交界では家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になったという。では、それはどんな愚痴だったのか?
本書では、伝統的な使用人がどのように文学作品に表われているかを考察しつつ、使用人についての記録やハンドブックなどを参照して、イギリス文化と文学における使用人のイメージとその実態(と、愚痴の生まれる社会的背景)を比較分析する。
下男の章で、ディケンズ『荒涼館』に登場する刑事が、屋敷の下男に対する聞き込みの際に、「下男にとって理想的な出世コース」をたどった父親の話をして親近感を抱かせる話が紹介されるが、Uブックス化にあたって新たに追加された「『使用人』ではない被雇用者たち」の章では、オースティン『自負と偏見』で、ウィカムがリジーに対して父親のまさに同じような話をして取り入るくだりが解説され、興味深い。

目次

はじめに
第1章 執事――旧約聖書からハリウッド映画まで 
第2章 ハウスキーパー――愛しすぎた女性たち 
第3章 料理人――「きまぐれ」が歓迎されるポスト 
第4章 メイド――玉の輿はありかなしか 
第5章 従僕と下男――孔雀の出世 
第6章 乳母――影の実力者 
第7章 ランド・スチュワードとガヴァネス――「使用人」ではない被雇用者たち
あとがき
引用文献

商品詳細

シリーズ名
白水uブックス 1137
出版社名
白水社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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