グリーンスパン 何でも知っている男

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ページ数
902p 図版24p
ISBN
978-4-532-17656-3
著者情報
マラビー,セバスチャン(マラビー,セバスチャン)(Mallaby,Sebastian)
フォーリン・アフェアーズ誌の発行元として知られる外交問題評議会の上級研究員(国際経済担当)でジャーナリスト。著書にフィナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーの共同選考で2016年の最優秀ビジネス書に選ばれた“The Man Who Knew:The Life & Times of Alan Greenspan”ほか。オックスフォード大学で近現代史を学び、1986年の卒業後、エコノミスト誌に入り、南アフリカ、日本の駐在を経て1997〜99年にワシントン支局長。1999年にワシントン・ポスト紙に移籍し、現在もコラムを持つ。夫人はエコノミスト誌編集長のザニー・ミントン・ベドーズ氏

村井 浩紀(ムライ コウキ)
1984年に日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2018年から日本経済研究センター・エグゼクティブ・フェロー

¥6,380 税込

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商品説明

「マエストロ」は、なぜ間違ったのか?金融危機を境に評価が一変した稀代のFRB議長の人生と時代を描き切り、中央銀行の本質的な課題を明らかにした傑作!FT/マッキンゼー「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」受賞!ジョージ・S・エクルズ経済文献賞受賞、ニューヨーク・タイムズ紙2016年注目図書、外交問題評議会2016年最優秀図書、エコノミスト誌2016年優秀図書。

「マエストロ」は、なぜ間違ったのか?

金融危機を境に評価が一変した稀代のFRB議長の人生と時代を描き切り、中央銀行の本質的な課題を明らかにした傑作!
FT/マッキンゼー「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」受賞!

■ジャズ音楽家からエコノミストに転身、リバタリアン・自由放任の哲学を信奉した時代を経て、経済通の実証派エコノミストとして歴代政権と関わる中で信頼を確立。政治的な駆け引きの力も発揮し、「何でも知っている男」としてアメリカの中央銀行、連邦準備理事会(FRB)議長に就任。内外の経済危機を乗り越え、「大いなる安定」を実現し、「マエストロ」「万能議長」という名声も獲得する。だが、2008年金融危機を契機に「悪党」としての烙印さえ押され評価は失墜する――。
■幼少期からエコノミスト、政治的人間としての歩み、連邦準備理事会議長としての軌跡、金融危機に至る経緯を、アメリカ経済・政治の変容と重ね合わせて描く。徹底した取材で読ませる文章を書くジャーナリストが、本人へのほぼ無制限での取材、5年にわたる取材・調査・執筆によって掘り起こした事実関係をもとに、スクープ級の発見も含めてバランスよくグリーンスパンの人生と時代を描き出す。グリーンスパン自身も「必ずしも私のことを好意的には扱っていないが、正しく書けている」と最大級の賛辞を送っている。
■「何でも知っている男」グリーンスパンは、誰よりも市場の効率性を疑い、その非合理的な側面、バブルの必然性について認識していたのに、なぜ危機の発生を防ぐために行動しなかったのか? 金融の安定(資産価格、金融システムの安定)と物価の安定は、どうすればともに実現できるのか? グリーンスパンにできなかったことを将来世代は達成できるのか?
■若き時代には連邦準備制度の創設を「アメリカ史における歴史的な惨事」と評した人物自身が中央銀行を司るに至ったプロセス、その思考、観察と行動を通して、現代の中央銀行が直面する重大な問題を浮き彫りにする。金融の未来を展望するための洞察に富むと同時に、民主主義社会における、傑出した人物をめぐる人々の崇拝と慢心、その失敗に対する無慈悲な批判、錯覚に警鐘を鳴らす。

■現代の金融界において最も影響力がありながら、最も毀誉褒貶が多く、政策の功罪が現在も議論され続けている稀代の人物、アラン・グリーンスパン(1926〜)の伝記。著者は元FTエディターで現在、米外交評議会シニア・フェローを務める定評のある書き手。本書は2016年に刊行され、その年のFT最優秀ビジネス書、エコノミスト誌の2016年ブックオブイヤーにも選ばれたほか、有力新聞、雑誌などの書評で高く評価されています。
■グリーンスパン本人からあらゆる資料、友人、同僚らへの無制限の閲覧・ヒアリングを唯一許された著者は、生い立ちからリーマンショック後に至るまで、グリーンスパンはどのように育ち、いつ、どこで、どのような判断をし、行動をしたのか、5年にわたる膨大な調査のうえで、ことの真実に肉迫していきます。本書では、グリースパンの私生活からエコノミストとして、また政策家として、中央銀行家としての言動のすべてが明らかにされ、そして、最大の謎、リーマン危機発生にいたる過程での功罪をあらゆる角度から浮き彫りにしていきます。
■本書では、第2次世界大戦前後からリーマンショックに至るまでの米国経済の推移、時代背景、社会・経済思想の変遷が驚くほど印象的かつ鮮明に描き出されていきます。離婚家庭に育ち、内向的で一時はジャズに傾倒した青年が、いかにして米国を代表する実証派のエコノミストとして成功を収め、キッシンジャーと渡り合うほどの政略センスに富んだ政策通となり、そしてFRB議長として最高の賛辞を得ながら、100年に一度の危機を生み出した人物としての厳しい評価をされるに至るドラマが生き生きと描かれます。
■本書で浮き彫りにされる金融政策をめぐる難問、物価目標と資産価格との関連づけは、バブル発生から今日にいたる日本の経済をめぐる最大の難問でもあり、本書から現代の経済を読み解くヒントを得ることができます。(「近刊情報」より)

目次

「彼は基準を打ち立てた」
第1部 イデオローグ(征服者の感覚
ケインズ主義を否定する者
金融が再び表舞台に ほか)
第2部 政治家(ニクソンに尽くしたリバタリアン
「政府は余計なことをするな」主義
「独りきりの少数派」 ほか)
第3部 中央銀行家(「グリーンスパンには存在意義がない」
軽量級のブラック・マンデー
心配性の議長 ほか)
目隠しをしたローラー・スケーター

商品詳細

出版社名
日本経済新聞出版社
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:THE MAN WHO KNEW

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