中世政治思想講義 ヨーロッパ文化の原型

鷲見誠一/著

発売日:2024年7月

  • 中世政治思想講義 ヨーロッパ文化の原型
  • 中世政治思想講義 ヨーロッパ文化の原型
ページ数
303p
ISBN
978-4-480-51248-2
著者情報
鷲見 誠一(スミ セイイチ)
1939年東京生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学名誉教授。専門は中世ヨーロッパ思想史

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商品説明

社会とは神が人間に与えた秩序であり、その安定と維持こそが中世キリスト教世界における政治であった。ローマ教皇と神聖ローマ皇帝という二つの中心が社会的機能と責任を担う。だが、時に激しく対立し、グレゴリウス改革や叙任権闘争を極点として、統治の本質が根底から問われる事態へと発展する。聖書解釈に基づく両者の理論対決は、政治思想の錬磨を促さずにはおかない。普遍的で超越的なものを志向する意志と密接不可分な「合理性」がここに芽生え、やがてそれがヨーロッパ人の思惟構造を形づくっていくのである。中世の核心を伝えるだけでなく、近代の性格をも照らし出す類まれな講義。

社会とは神が人間に与えた秩序であり、その安定と維持こそが中世キリスト教世界における政治であった。ローマ教皇と神聖ローマ皇帝という二つの中心が社会的機能と責任を担う。だが、時に激しく対立し、グレゴリウス改革や叙任権闘争を極点として、統治の本質が根底から問われる事態へと発展する。聖書解釈に基づく両者の理論対決は、政治思想の錬磨を促さずにはおかない。普遍的で超越的なものを志向する意志と密接不可分な「合理性」がここに芽生え、やがてそれがヨーロッパ人の思惟構造を形づくっていくのである。中世の核心を伝えるだけでなく、近代の性格をも照らし出す類まれな講義。

目次

序 章 日本人にとってヨーロッパ中世とは?
第I章 ヨーロッパ・キリスト教的政治圏の成立
第II章 「普遍」の確立
第III章 「特殊」の発生と展開
第IV章 中世の終わりの始まり

参考文献
あとがき
文庫版あとがき

商品詳細

シリーズ名
ちくま学芸文庫 ス33-1
出版社名
筑摩書房
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

注意事項

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