贈与論

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ISBN
978-4-480-09199-4
著者情報
モース,マルセル(モース,マルセル)(Mauss,Marcel)
1872‐1950。フランス・ロレーヌー出身。社会学者、民族学者。ボルドー大学で叔父のデュルケムに哲学を学び、その後高等学術研究院、コレージュ・ド・フランスで教鞭を執る。関心領域は極めて広範で、社会、宗教はもとより経済、呪術、身体論にまで及んだ。「社会学年報」の編集にも携わり、実証的かつ科学的な研究を特徴とするフランス学派の礎を築いた

吉田 禎吾(ヨシダ テイゴ)
東京大学名誉教授。文化人類学専攻

江川 純一(エガワ ジュンイチ)
宇都宮大学非常勤講師。宗教学専攻

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商品説明

ポトラッチやクラなど伝統社会にみられる慣習、また古代ローマ、古代ヒンドゥー、ゲルマンの法や宗教にかつて存在した慣行を精緻に考察し、贈与が単なる経済原則を超えた別種の原理を内在させていることを示した、贈与交換の先駆的研究。贈与交換のシステムが、法、道徳、宗教、経済、身体的・生理学的現象、象徴表現の諸領域に還元不可能な「全体的社会的事象」であるという画期的な概念は、レヴィ=ストロース、バタイユ等のちの多くの思想家に計り知れない影響とインスピレーションを与えた。不朽の名著、待望の新訳決定版。人類社会のアルケーヘ。

目次

序論 贈与、とりわけ贈り物にお返しをする義務
第1章 交換される贈与と返礼の義務(ポリネシア)(全体的給付、父方の財産と母方の財産(サモア)
贈られた物の霊(マオリ)
その他の主題:贈る義務と受領する義務
追記:人に対する贈り物と神に対する贈り物)
第2章 贈与制度の発展―鷹揚さ、名誉、貨幣(気前よさの規則、アンダマン諸島(注記)
贈与交換の原則、理由、強度(メラネシア)
アメリカ北西部)
第3章 古代の法と経済におけるこうした原則の残存(人に関する法と物に関する法(最古のローマ法)
古代ヒンドゥー法
ゲルマン法(抵当と贈与))
第4章 結論(道徳上の結論
経済社会学上および政治経済学上の結論
一般社会学上および道徳社会学上の結論)

商品詳細

シリーズ名
ちくま学芸文庫 モ11-1
出版社名
筑摩書房
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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