ファラオ 古代エジプト王権の形成
発売日:2025年3月
- ページ数
- 280,18p
- ISBN
- 978-4-480-07676-2
- 著者情報
- 馬場 匡浩(ババ マサヒロ)
1974年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学学術院博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院助手、日本学術振興会特別研究員PD、英国カーディフ大学客員研究員、早稲田大学文学学術院助教、早稲田大学高等研究所准教揆(任期付)などを経て、現在は早稲田大学考古資料館学芸員、東日本国際大学客員准教授。1996年よりエジプトの発掘調査に携わる
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商品説明
紀元前三一〇〇年ごろに成立し、幾度かの混乱期を経つつも、約三千年にもわたり存続したエジプト文明。そのなかでファラオは王権と神性を兼ね備えた最高権力者であり、政治、社会、経済、軍事はもとより、さまざまな象徴物も神話も、すべてファラオを中心とするかたちで展開した。本書では、最新の考古学的知見に基づき、その起源から王権・神性の背景、ファラオの果たすべき使命、さらにはミイラの作り方やピラミッドの目的までを幅広く紹介。謎に満ちたその実像に迫る。
謎に満ちた最高権力者の実像
かれらはなぜ3000年にもわたる文明を維持しえたのか。
ミイラやピラミッドは何のためにつくられたのか。
最新の考古学的成果から、古代エジプト世界の根源に迫る!
紀元前3100年ごろに成立し、幾度かの混乱期を経つつも、約三千年にもわたり存続したエジプト文明。そのなかでファラオは王権と神性を兼ね備えた最高権力者であり、政治、社会、経済、軍事はもとより、さまざまな象徴物も神話も、すべてファラオを中心とするかたちで展開した。本書では、最新の考古学的知見に基づき、その起源から王権・神性の背景、ファラオの果たすべき使命、さらにはミイラの作り方やピラミッドの目的までを幅広く紹介。謎に満ちたその実像に迫る。
目次
はじめに
第1章 背景――自然環境と歴史概要
1 自然環境
ナイル/増水現象/ナイルの利用
2 古代エジプト小史
初期王朝時代/古王国時代/中王国時代/第二中間期/新王国時代/第三中間期以降
第2章 起源――エジプト文明はいかにしてうまれたか
1 ヒエラコンポリス遺跡の概要
先王朝時代のナカダ文化/調査の歴史
2 遺跡を発掘する
調査隊への参加/土器工房/焼成方法の復元/最古のビール工房/ビールの同定分析/食品加工工房/巨大壁体/集落から生産地区へ
3 社会の複雑化
墓からみた階層化/エリート墓地/集落からみた専業化/陶工の生産形態
4 新たな国家形成論
文化的統合/統合におけるビールの重要性/政治的統合/アビドスの支配者出現/北方進出
第3章 神性――神とファラオの世界
1 神話の世界
古代エジプトの宗教/世界の創造/神々の誕生/ヘリオポリス神学大系/メンフィス神学大系/ヘルモポリス神学大系/人間の誕生/オシリス神話
2 ファラオの世界
ファラオの位置づけ/ファラオの神性/セド祭/戴冠式/ファラオのお仕事――マアトの維持/神殿/神殿の構成要素/神殿での活動/カバ狩り儀礼
第4章 王権――権力とイデオロギーの制度化
1 制度としての王権
王権とは何か/ファラオの王権/王権観の変化
2 動物儀礼と王権の形成
新たな考古資料/祭祀センターの動物儀礼/マアト維持の形成/エリート墓地の動物埋葬/野生動物の飼育/王権イデオロギーの形成
3 エリートとファラオの形成
狩猟と権力/かれらはどこから来たのか/なぜヒエラコンポリスだったのか
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ちくま新書 1849
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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