エメ・セゼール 「黒人」の発明

尾立要子/著

発売日:2025年10月

  • エメ・セゼール 「黒人」の発明
  • エメ・セゼール 「黒人」の発明
ページ数
345,5p
ISBN
978-4-480-01834-2
著者情報
尾立 要子(オリュウ ヨウコ)
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。博報堂勤務ののち、神戸大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(京都女子大学)。現在、大阪公立大学客員研究員を経て、尚美学園大学総合政策学部非常勤教員。専攻はフランスの海外領土政策

¥2,310 税込

10 nanacoポイント

10 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

現代カリブの最重要知識人セゼールは、『帰郷ノート』(一九四七)で「ニグロ」の語から「ネグリチュード」概念を創出し、植民地主義を批判。一躍世界的な詩人としての評価を確立した。政治家としても半世紀にわたり市長と国会議員を兼任し、詩と政治の二つの営みによってマルティニークがフランスの「共和国」理念に基づく「都市」となることを目指した。セゼールを、彼と共振した人々の歩みとともに、公文書資料やセゼール自身へのインタビューをもとに描き出す、日本で初めての画期的評伝。

現代カリブの最重要知識人セゼールは、『帰郷ノート』(1947)で「ニグロ」の語から「ネグリチュード」概念を創出し、植民地主義を批判。一躍世界的な詩人としての評価を確立した。政治家としても半世紀にわたり市長と国会議員を兼任し、詩と政治の2つの営みによってマルティニークがフランスの「共和国」理念に基づく「都市(シテ)」となることを目指した。セゼールを、彼と共振した人々の歩みとともに、公文書資料やセゼール自身へのインタビューをもとに描き出す、日本で初めての画期的評伝。

目次

はじめに――エメ・セゼールとは

序章 複数言語を生きること
1 言語から見たカリブ海
2 クレオール語

第1章 黒人市長の誕生
1 パリの名門校に記念碑
2 マルティニークにおける幼少時代からパリ時代(1913〜1939)
3 帰郷した詩人
4 フランス領カリブにおける社会構造
5 詩人が政治家になるとき

第2章 アメリカとアフリカの結節点――セゼールの詩とニグロの問いかけ
1 文学活動、「ニグロ」の声に形
2 足枷を解かれた文体
3 ニグロからネグリチュードへ
4 発展するネグリチュード文学運動
5 海外フランスの成り立ちとマルティニーク小史

第3章 政治家セゼールへ
1 若き政治家の課題
2 反体制、あるいは植民地主義批判
3 植民地神話解体――『植民地主義論』の出版
4 「我々自身であるときが来た」――共産党からの離脱
5 マルティニーク進歩党の結成
6 職業政治家、あるいはネイションとしての自治を求める試み

第4章 演劇と脱植民地化
1 詩集から戯曲へ
2 『クリストフ王の悲劇』
3 『コンゴのある季節』
4 『あるテンペスト』
5 ポストコロニアル
6 セゼールはなぜフランス語で書いたのか

第5章 社会党政権下でのマルティニーク
1 マルティニーク進歩党の「自治」構想と文化活動
2 ミッテランの大統領選出
3 分権化法案と右派の抵抗
4 分権化の成果と「要求するセゼール」
5 EC統合の進行と海外県
6 ネグリチュード演説
7 ミッテラン第二大統領期(1988〜1995)
8 詩人=政治家セゼールの軌跡
9 周辺的リアリズム――21世紀のマルティニークでのレファレンダム

ほか

商品詳細

シリーズ名
筑摩選書 0316
出版社名
筑摩書房
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。