雇用か賃金か日本の選択

首藤若菜/著

発売日:2022年10月

  • 雇用か賃金か日本の選択
  • 雇用か賃金か日本の選択
ページ数
204p
ISBN
978-4-480-01755-0
著者情報
首藤 若菜(シュトウ ワカナ)
1973年東京都生まれ。立教大学経済学部教授。専攻は労使関係論、女性労働論。日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程単位取得退学、博士(学術)。山形大学人文学部助教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス労使関係学部客員研究員、日本女子大学家政学部准教授などを経て現職

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商品説明

二〇二〇年、新型コロナウイルスの感染拡大により、航空業界は大きな打撃を受けた。売上が大幅に減ったなかで、これまで通り雇用を維持して賃金を払い続ければ会社が潰れる。「クビか、賃下げか」。世界中の航空会社において、労使がこの二極の間でギリギリの調整を行っていた。従来、日本は賃金引き下げが速く、人員削減が遅いとされてきた。それは今も変わらないのか。コロナ禍への対応の国際比較と、長期的に労働需要が減少した百貨店の事例から、日本の雇用調整の内実を明らかにする。

クビか、賃下げか。生産が縮小する時、労使は究極の選択を迫られる。今も日本はクビにしにくい国なのか? 国際比較と国内調査から、雇用調整の内実に迫る。

目次

第1章 航空業界の苦境―ANAグループの事例(コロナに立ち向かう
日本の空で何が起きたか
雇用を守るため、賃金を削る
人員の削減)
第2章 リストラの断行―アメリカ、イギリス、ドイツの事例(アメリカ
イギリス
ドイツ)
第3章 雇用を削るか、賃金を削るか―日本と欧米の比較(概念の整理
パンデミック下の賃金調整
雇用政策の影響
雇用調整の速さと規模
需要の戻りに対応できるか)
第4章 長期的な雇用調整―百貨店の事例(出向と転籍の活用
百貨店における雇用維持と出向
長期雇用の光と影)
第5章 働き続けることを保障する社会へ(企業レベルの雇用保障
社会レベルの雇用保障)

商品詳細

シリーズ名
筑摩選書 0238
出版社名
筑摩書房
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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