航空機事故で家族を喪うということ 名古屋空港中華航空機墜落事故遺族の調査から

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ページ数
195p
ISBN
978-4-414-30031-4
著者情報
安藤 清志(アンドウ キヨシ)
1979年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在 東洋大学名誉教授

松井 豊(マツイ ユタカ)
1982年 東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程単位取得退学。現在 筑波大学名誉教授

福岡 欣治(フクオカ ヨシハル)
1998年 同志社大学文学研究科心理学専攻博士課程修了。現在 川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科教授

¥3,740 税込

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商品説明

1994年4月に発生し乗員乗客264名が犠牲となった航空機墜落事故。著者らは遺族側弁護団からの依頼を受け、遺族の心理的状況に関する調査を実施した。本書はその調査結果をもとに、トラウマティックな死別経験が遺族へもたらす心理的影響についてまとめた書である。
家族との死別に伴う心理的影響、その後の生活変化等に伴う心理的変化の過程、事故を報じるメディアの影響など、さまざまな観点から考察する。
また、遺族による特別寄稿も掲載。大規模事故により家族を喪った遺族の心理を、研究者・当事者双方の視点から見つめる。

目次

まえがき

第1章 死別という体験 (松井 豊)
 1 死別をめぐる統計
 2 死別研究のアプローチ
 3 段階モデルと課題モデル
 4 様々な悲嘆 
   
第2章 名古屋空港中華航空機墜落事故――発生とその後の経過 (安藤清志)
 1 事故発生と直後の状況
 2 事故原因の調査
 3 遺族会の結成
 4 警察による捜査
 5 損害賠償交渉と訴訟
 6 遺族の活動

第3章 事故発生後の混乱 (安藤清志)
 1 事故発生――安否を気遣う家族
 2 遺体の確認
 3 葬儀

第4章 遺族調査の概要 (安藤清志)
 1 調査の概要
 2 調査内容と実施手続き
 3 使用された心理尺度

第5章 死別の心理的影響――第二回一般遺族調査の結果から (安藤清志・松井 豊・福岡欣治)
 1 回答者
 2 死別の状況
 3 死別後の状況の変化
 4 死別後の心理的変化

第6章 第二回事故遺族調査の結果(一) (安藤清志・松井 豊・福岡欣治)
 1 質問項目と実施の手続き
 2 回答者の特徴
 3 事故当時を振り返る
 4 主観的な生活水準の評価
 5 主観的な健康状態の評価
 6 直後の悲嘆
 7 死別後ストレッサー
 8 ソーシャルサポート
 9 精神的健康

第7章 何が遺族を苦しめるのか (安藤清志・松井 豊・福岡欣治)
 1 喪失の多重性
 2 突然の予期せぬ死
 3 回避可能性
 4 捜査と裁判の過程
 5 遺体確認と対面状況
 6 ソーシャルサポートの減少と不適切さ
 7 メディアの取材・報道
 8 意味探求の困難さ

第8章 第二回事故遺族調査の結果(二) (安藤清志・松井 豊・福岡欣治)
 1 自己認識の変化
 2 充実感を感じる活動
 3 事故後の活動
 4 社会への関心
 5 裁判に関する意見
 6 中華航空、エアバス社、名古屋空港、国に対する要望
 7 遺族間の交流、遺族会に対する考え
  ほか

商品詳細

出版社名
誠信書房
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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