天皇と般若心経 空海『般若心経秘鍵』上表文を読み解く
発売日:2023年1月
- ページ数
- 244p
- ISBN
- 978-4-393-17295-7
- 著者情報
- 武内 孝善(タケウチ コウゼン)
1949年、愛媛県生まれ。1977年、高野山大学大学院博士課程単位取得退学。その後2年間、東京大学史料編纂所に内地留学。1981年から1997年、『定本弘法大師全集』の編纂に従事。2002年から2012年、文化庁文化審議会専門委員(文化財分科会)。2013年7月設立の「空海学会」初代会長に就任。現在、高野山大学名誉教授。空海研究所長。博士(密教学)。専門は、日本密教史、特に空海伝・初期真言宗教団成立史。第32回日本印度学仏教学会賞、密教学術奨励賞(1992・2007年の二回)受賞
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商品説明
疫病対策に礼拝されてきた嵯峨天皇宸筆の『般若心経』から、日本におけるその受容と展開を歴史資料から丹念に解き明かし、あわせてそこに共通する空海の『般若心経』観についても論じる意欲作。
空海『般若心経秘鍵』の上表文に出典がみられる嵯峨天皇宸筆の『般若心経』は疫病や飢饉が流行するたびに朝廷で礼拝されてきた。その歴史から日本におけるその受容と展開を解き明かし、あわせてそこに共通する空海の『般若心経』観についても論じる意欲作。
目次
プロローグ
はじめに――コロナ禍のいま、『般若心経秘鍵』に注目
今上天皇のおことば(一)
今上天皇のおことば(二)
第一章 嵯峨天皇の宸筆『般若心経』と「上表文」
はじめに
一、「上表文」を偽作とみなす六つの根拠
二、「上表文」の形式・文辞上の七非
おわりに
第二章 わが国における『般若心経』の受容と展開
はじめに
一、「優婆塞貢進解」にみられる『般若心経』
二、「六国史」にみられる『般若心経』
1、天平宝字二年七五八)八月十八日の条
2、宝亀五年(七七四)四月十一日の条
3、弘仁五年(八一四)十月二十二日の条
4、承和五年(八三八)十一月七日の条
5、承和六年(八三九)二月十五日の条
6、貞観五年(八六三)五月二十日の条
7・8、貞観七年(八六五)四月五日・同年五月十三日の条
9、貞観八年(八六六)正月五日の条
10〜12、貞観八年(八六六)二月七日・十四日・十六日の条
13・15、貞観八年(八六六)閏三月朔日・同年十月二十七日の条
14、貞観八年(八六六)四月五日の条
16、貞観九年(八六七)五月十日の条
17、貞観十四年(八七二)五月三十日の条
18、貞観十七年(八七五)十一月十五日の条
おわりに――特記すべきこと
第三章 嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴
はじめに
一、嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴の記録(一)――中世の事例
1、正元元年(一二五九)五月二十二日
2、正応二年(一二八九)七月五日
3、康安元年(一三六一)五月二十八日
4、貞治五年(一三六六)五月十五日
5、寛正二年(一四六一)三月二十八日
6、文明三年(一四七一)閏八月八日
7、長享二年(一四八八)七月十二日
8、延徳四年(一四九二)五月九日
9、天文三年(一五三四)五月中旬
10、天文九年(一五四〇)六月十七日
11、永禄四年(一五六一)九月日
小 結
二、嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 春秋社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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