医師として

小林修三/著

発売日:2025年8月

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ページ数
205p
ISBN
978-4-344-69373-9
著者情報
小林 修三(コバヤシ シュウゾウ)
大阪府立天王寺高校卒業後、浜松医科大学に1期生として入学。同大学大学院にて医学博士の学位を取得したのち、文部教官第一内科助手、テキサス大学病理学客員講師、NTT伊豆逓信病院内科部長、防衛医科大学校での講師(指定)を経て1999年に湘南鎌倉総合病院副院長に就任。2000年にNPO法人 癒しの医療を考える会を創設し、医療のあり方を問うてきたほか、アフリカ7カ国への医療支援も行った。2009年から1年間は牧之原市立榛原総合病院の民営化に伴い院長補佐として病院立て直しに尽力した。2022年湘南鎌倉総合病院院長に就任し、現在(医)徳洲会専務執行役員。現在、横浜市立大学客員教授、昭和音楽大学客員教授、(公財)日本腎臓財団から功労賞を受賞したほか、現在は同財団の理事。雑誌「腎と透析」編集主幹を務めるほか、これまでに腎臓内科医として約400の英文論文を執筆している

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商品説明

一人でも多く救う―その唯一の使命に対して医師はどう向き合っていくべきか。救命救急患者の受け入れ数日本一。医師歴46年、地域医療を支える旗艦病院、湘南鎌倉総合病院の院長が考える医師の職分。歩むべき道に悩むすべての医師へ。

医師とはどうあるべき職業なのか――

医師を志すすべての若者に向けて
湘南鎌倉総合病院院長が
これからの医師のあり方を説く提言書

医師という職業は、多くの人にとって「強い使命感と責任感を持つ職業」というイメージがあります。しかし、湘南鎌倉総合病院の院長を務める著者は、「現実には、特に若手医師の多くが、医療に携わる者としてこれからどう生きていくべきか確かな信念を持てずに、模索し続けている」と語ります。
著者自身も、かつては同じように悩みを抱える一人でした。医師として働き始めた当初、強い信念や高邁な志はなく、ただ父の言葉に背中を押されるまま医学部を志し、医師の道を歩み始めたといいます。
それでも、日々の臨床に真摯に向き合い、患者一人ひとりの命と向き合うなかで、少しずつ「自分なりの使命感」が芽生えていきました。こうした経験から、「若い頃から明確な信念を持つ必要はなく、目の前の患者に誠実に向き合い、ひたすら経験を積むことこそが大切であり、そうした積み重ねが、やがて自分らしい医師像を形作るのである」と著者は主張しています。
現代の医療現場では、知識だけでなく、患者一人ひとりの人生を見据えた治療方針を考え、寄り添う姿勢がより求められています。単なる知識の提供者ではなく、愛情や情熱を持ち、「目の前の患者を何とかしたい」と願う思いこそが、まさに医師としての本質的な資質だといえます。
本書は、医師としての道に迷う若手医師や、これから医学部を目指す受験生たちに向けて、「医師としてどう生きるか」を見つけるためのヒントを、著者自身の経験をもとに記した内容となっています。
悩みや迷いを抱えるすべての医療従事者に寄り添い、未来を照らす力強いメッセージが詰まった一冊です。

目次

はじめに

第1章医師とはどうあるべきか、どう生きるべきか
 志もなく始まった医師への道
 中高の学生時代から浪人生〜プレハブ医学部での再出発
 迷って、悩んで、挫折して
 医師の職分とは
 「理想」はなくても、「誇り」は手に入る
第2章目の前の患者をただ救うことが医師にとって唯一の使命
一人でも多くの患者を救うためにできることを考え尽くす
 24時間365日、患者を絶対に断らない
元気そうに見えても万一を考える
医師は社会活動すべき存在
 医療現場は社会の縮図 医師の矜持〜働き方改革はこれでいいのか
 医師に求められる「覚悟」とは
 治療に区切りのある外科医/長期的に治療に取り組む内科医
 医師に必要なのは人間力・集中力・忍耐力
 穏やかなエンディングを迎えさせてあげることも医師の務め
第3章臨床研究・先端医療・再生医療
“疑い続ける姿勢”が医師としての価値を生む
 医療の根幹となる基礎医学研究
 民間病院でありながら基礎研究ができる場所を手に入れた
 粘り強く取り組む臨床研究が診療報酬化への可能性を広げる
 弱者を置き去りにしないための先端医療と再生医療
 病気の原因や、より良い治療方法を徹底的に追究すべし
 粘り強く研究に打ち込むために必要な運・鈍・根
 常識を疑い続ける姿勢が新しい発見をもたらす
 いつの時代も、どんな場所にいても研究はできる
第4章 世界を見渡し“医療の不平等”を学ばなくてはいけない
各国の医療現場を見ることで医療人としての道が見えてくる
 世界を見渡せば、医療にアクセスできない人が多くいる
 モザンビークでの透析治療支援
 タンザニアで、タンザニア人医師による、タンザニア人患者のための初の腎移植
 コロナ禍でも現地スタッフのみで腎移植を実施。医療支援が実を結んだ
 文化も慣習も価値観も異なる相手とともに考える教育とは
 若者よ、世界に目を向けよ〜医師の値段
 実際に海外に足を運び、現地の空気を肌で感じ、グローバル感覚を身につけるべき
 ほか

商品詳細

出版社名
幻冬舎メディアコンサルティング
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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