神経刺激インタフェース
発売日:2024年3月
- ページ数
- 162p
- ISBN
- 978-4-339-02692-4
- 著者情報
- 青山 一真(アオヤマ カズマ)
2016年大阪大学大学院情報科学研究科博士課程修了(バイオ情報工学専攻)、博士(情報科学)。2023年群馬大学准教授、ならびに東京大学特任教授
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
【読者対象】
本書は,バーチャルリアリティ(VR)やヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)に関心を寄せる方や,脳科学,神経科学に興味のある方を対象としています。本書はVRやHCIの応用を主眼に置いて,神経や脳に働きかける技術である神経刺激インタフェースを一つの領域とし,高校生や社会人,研究者など多くの方が分かりやすいように解説しています。
【書籍の特徴】
VRやHCIに関連する書籍は多数出版されており,その中の一部として神経刺激に関する解説も行われてきました。本書はこれまでに焦点の当たってこなかった神経刺激に主眼を置き,触覚や味覚,前庭感覚,脳をはじめとする様々な神経系に働きかける技術がどのように発展してきたのか,どのようにVR・HCIの分野で活用されているのかを解説したものになっています。神経刺激はVRを題材としたSF(サイエンスフィクション)小説でも取り扱われるような技術です。読者の方は,楽しみながらVRの先端的な領域である神経刺激の領域に対する理解を深めていただけるでしょう。
【各章について】
本書は5章で構成されていますが,VRやHCIで盛んに利用されるインタフェース技術である,3章の非侵襲刺激に多くの紙面を割いています。
1章では,「神経刺激とVRの歴史」として,後述の電気刺激の歴史について解説しています。
2章では,「侵襲性と非侵襲性の刺激」として,神経刺激の分類を解説しています。
3章では,VRやHCI分野で盛んに研究されている経皮電気刺激や磁気刺激について「非侵襲刺激」として解説しています。また,この章では筋や腱,触覚,味覚,前庭感覚等多様な感覚器・効果器に関連した神経刺激について解説します。
4章では,安全に配慮した研究を実施するために「神経刺激の安全性」について解説しています。
5章では,近年急激に身近になってきている経皮電気刺激の応用について解説しています。
【著者からのメッセージ】
神経は人の情報処理機構の実体であり,VRで扱う「体験」は全てこの神経系を通して得られた感覚や神経系を通して起こした行動などによってもたらされます。VRにおいて感覚をいかにして作り出すのか,行動をいかにして誘発するのかは,非常に重要なテーマとして扱われてきました。神経刺激はこれらを実現する一つの技術であると共に,それがVRにおいて十分に活用されるには,解決すべき課題がまだまだあります。VRやHCIと共に,これから更なる発展が期待される神経刺激について,初学者から研究者までの多くの方に楽しく理解していただき,神経刺激の魅力が多くの方に伝われば幸いです。
目次
第1章 神経刺激とVRの歴史
1.1 電気刺激の歴史を学ぶ重要性
1.2 電気の発見
1.3 ライデンびんの登場と静電気研究の発展
1.4 ガルヴァーニの発見と動物電気
1.5 神経刺激装置の起こり
1.6 バーチャルリアリティへの神経刺激の応用
第2章 侵襲性と非侵襲性の刺激
2.1 侵襲性神経刺激とその研究の実施
2.2 感覚受容細胞や軸索末端に対する襲性神経刺激インタフェース
2.3 感覚や運動の神経軸索に対する侵襲性神経刺激インタフェース
2.4 脳神経に直接接続する侵襲性神経刺激インタフェース
第3章 非侵襲性刺激
3.1 非侵襲性刺激の総論
3.1.1 非侵襲性刺激の定義
3.1.2 末端器官や末梢神経系への刺激
3.1.3 中枢神経系への刺激
3.2 筋電気刺激
3.2.1 筋電気刺激の定義と原理
3.2.2 侵襲性と非侵襲性の筋電気刺激の例
3.2.3 筋電気刺激による身体所有感への影響
3.3 触覚電気刺激
3.3.1 触覚電気刺激の概要
3.3.2 指先の触覚を提示するディスプレイ技術
3.3.3 皮膚電気刺激
3.3.4 刺激の安定化
3.3.5 皮膚電気刺激の応用
3.4 腱電気刺激
3.4.1 腱がもたらす感覚と反応
3.4.2 骨格筋周辺の自己受容器の構造と機能
3.4.3 腱への刺激と効果
3.5 味覚電気刺激
3.5.1 味覚の受容とおいしさ
3.5.2 味覚電気刺激の基礎
3.5.3 味覚電気刺激の応用
3.6 前庭電気刺激
3.6.1 前庭電気刺激の概要
3.6.2 GVSがもたらす平衡感覚の神経支配
3.6.3 GVSがもたらす加速度知覚と身体応答
3.6.4 電流刺激と前庭器官
3.6.5 身体応答の評価手法
3.6.6 VR等の感覚提示技術への応用
3.7 視覚電気刺激
3.7.1 視覚電気刺激の概要
3.7.2 眼球の構造
3.7.3 侵襲性神経刺激による視覚提示
3.7.4 非侵襲性神経刺激 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- バーチャルリアリティ学ライブラリ 2
- 出版社名
- コロナ社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。