自生化主義 自由な社会はいかにして可能か
発売日:2025年2月
- ページ数
- 310,20p
- ISBN
- 978-4-326-10348-5
- 著者情報
- 橋本 努(ハシモト ツトム)
1967年東京都生まれ。現在、北海道大学大学院経済学研究院、教授。シノドス国際社会動向研究所、所長
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商品説明
鵺的な存在として人間は、どう社会を築くのか。「未知なる欲望」にチャンスを与える自生化主義。その内実を哲学的に基礎づけ、規範理論と実践哲学をあわせ描きながら、「自ずから生まれるもの」を生成させるための思考術を展開する。
自由な社会は「自生的なもの」が多産される社会である。その「自ずから生まれるもの」を生成させるための、思考術を展開。
私たち人間は善でも悪でもない、いわば鵺的な存在である。では鵺として理想の社会をいかに築くのか。それは未知なる欲望にチャンスを与えることによってである。社会も自己も生成の過程にあり、自生化主義は生成に力を与える。その内実を哲学的に基礎づけ、規範理論と実践哲学をあわせ描きながら、自由主義の新たな思想構築を企てる。
目次
はじめに
第一部 自生化という思考
第一章 自生的秩序論の解体
1 解体作業
2 ハイエクの市場論に対する強力な擁護論
3 ハイエクの自生的秩序論の論理的難点
4 おわりに
第二章 共有された暗黙知
1 世界3論への批判
2 個体主義と総体主義
3 世界4の導入
4 世界4論の問い
5 ポパーの世界類型を再分類する
6 おわりに
第三章 自生化主義 野性的な繁殖可能性を秘めた自然の活用
1 思考術
2 進化という企て
3 デュナミス(潜勢的可能性)
4 おわりに
第二部 自由の哲学
第四章 自由論 全的自由の立場
1 特定の自由と自由一般
2 全的自由の特徴
3 全的自由と関係主義的自由
4 自由の本来的価値と道具的価値
5 積極的自由とマグニチュード
6 「する自由」と「なる自由」
7 おわりに
第五章 問題論 ドゥルーズとの対質
1 潜勢的可能性の開示
2 哲学的な欲望
3 問題を立てる配慮とセンス
4 問題の迫真性
5 問題という自由
6 おわりに
第六章 他者論 レヴィナスとの対質
1 外部への回路
2 全体国家の外部
3 オイコスの外部
4 普遍的正義を超えて
5 創造的自由
6 おわりに
第七章 選択論 サルトルとの対質
1 問いと存在
2 他者と自由
3 おわりに
第八章 精神論 道元との対質
1 真実の自己
2 修行による全能感の獲得
3 世界内存在としての自己
4 夢の中での覚醒
5 言葉とテキスト
6 規範意識と救済
7 おわりに
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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