構造と自然 哲学と人類学の交錯
発売日:2022年12月
- ページ数
- 240,2p
- ISBN
- 978-4-326-10314-0
- 著者情報
- 檜垣 立哉(ヒガキ タツヤ)
1964年生。大阪大学教授。博士(文学)。専門は大陸哲学やフランス現代哲学、日本哲学(主に京都学派)
山崎 吾郎(ヤマザキ ゴロウ)
1978年生。大阪大学教授。博士(人間科学)。専門は文化人類学
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商品説明
構造主義、存在論的転回、アクターネットワークセオリー、マルチスピーシーズ、パースペクティヴ主義、思弁的実在論etc―互いに利用し刺激を与えあう二つの研究分野。そのどちらもが「自然」へと向かい、「構造」を捉えなおす。本書は、レヴィ=ストロースの神話論理の再解釈を起点としながら、それぞれの思考様式の違いや対立だけでなく、歴史的な影響関係や主題の反復を浮き彫りにする。
構造主義からアクターネットワークセオリーまで、哲学と人類学という二つの知的実践は交錯してきた。その現代的な意義を考える。
ドゥルーズ=ガタリ、メルロ=ポンティ、サルトル、モース、デュルケム、ヴィヴェイロス・デ・カストロ、デスコラ、ストラザーン――いずれも「自然」をめぐり、レヴィ=ストロースの神話論理の再解釈や「構造」の捉えなおしとして進行してきた哲学と人類学について、思考様式の違いや歴史的な影響関係、主題の反復を浮き彫りにする。
目次
はじめに
第1章 自分自身の哲学者になること――文化人類学と哲学が交錯する場所で[山崎吾郎]
1 ともに生み出される人類学
2 自然と文化のねじれた関係
3 形の論理――神話、制度、技術
4 形の変化、具体の科学
5 自分自身の哲学者になること
第2章 他者の認識と理解――「ネイティヴ」・文化・自然をめぐって[磯直樹]
1 はじめに
2 ネイティヴの視点から
3 ヴェーバーの理解社会学
4 多文化・単一自然主義を超えて――デスコラの「自然の人類学」
5 ブルデューとサヤドの反省性
6 おわりに
第3章 メラネシアからの思考――ストラザーン『贈与のジェンダー』における「行為」と「産む身体」をめぐって[里見龍樹]
1 メラネシアからの思考
2 ストラザーンの「関係論的人格」論
3 『贈与のジェンダー』における「人格」と「行為」
4 メラネシア民族誌の系譜
5 『間に立つ女性たち』の行為論
6 フェミニスト人類学と「産む身体」
7 「メラネシア的社会性」の理論
8 パイエラの少年たち
9 「美学的な罠」
10 産む身体
第4章 神話の精神分析/呪術のスキゾ分析――『千のプラトー』における人類学と人類学もどきの活用について[山森裕毅]
1 はじめに
2 精神分析と人類学
3 狼はただの一匹か、それとも数匹か
4 精神分析の何が有害か――『千のプラトー』における精神分析の捉え方
5 逃走のための概念群――群れ、多様体、生成変化、強度
6 D-Gと人類学/人類学もどき
7 呪術と呪術師
8 動物になるとはどういうことか――同盟、伝染、群れ、変則者
9 薬物と知覚――動物への生成変化のその先へ
10 アルトーとペヨトル・ダンス
11 結びに代えて
第5章 生成する構造主義――フィリップ・デスコラと野生の問題[小林徹]
1 はじめに
2 構造人類学の方法論
3 野生の構造主義/野生の存在論
4 構造存在論
5 おわり ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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