しあわせの王子

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ページ数
〔32p〕
ISBN
978-4-323-03607-6
著者情報
ワイルド,オスカー(ワイルド,オスカー)(Wilde,Oscar)
1854年生まれ。イギリスの作家・劇作家。キリスト教の影響を強く受け、愛と自己犠牲をテーマにした作品が多い。1900年逝去

いもと ようこ(イモト ヨウコ)
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞

¥1,650 税込

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商品説明

あなたへ…「しあわせの王子さまが、なぜないていらっしゃるのですか?」つばめは、びっくりしてたずねました。イギリスの作家オスカー・ワイルドの名作。ざんこくで、かなしくて、やさしいこのお話。だれもが胸をいためることでしょう。
【対象】小学低学年

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
とても斬新な「しあわせの王子」です。私が知っている「幸福の王子」では、つばめが王子の願いで、様々ものを届けた先のつらい情景が鮮明でしたし、みすぼらしく変わった王子像を解体するように命じた市長の歪んだ表情が忘れられないのです。でも、この絵本では、王子像とつばめのふたりにしぼって、ふたり芝居のスタイルで通したのです。王子が貧しい人々や困っている人々を助けようとした志は、本来行政者である市長の役割であったに違いありません。人々の暮らしを顧みない市長に業を煮やした王子像が、自らを犠牲にして弱者を救済しようとした美談に見えなくもありません。でも、南の国へ行くことを断念して、王子の手足となり人々に救援物資を届けたつばめも犠牲者です。オスカー・ワイルドは、この作品に何をこめようとしたのか考えました。動けない王子像とはいえ、他に方法はなかったのでしょうか。美談のように思えても、つばめの命を奪ってしまったのは王子です。つばめは忠実な殉教者です。ふたり芝居で描かれるこの物語に、ちょっとモヤモヤを感じました。世の中の苦しみに向き合おうとしない、市長のような人間像を、今の国政者と重ね合わせてしまったからでしょうか。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )

商品詳細

出版社名
金の星社
サイズ
29cm
対象年齢
小学12年生
フォーマット
単行本

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