数の幾何学 ミンコフスキーに始まる格子の世界
- ページ数
- 198p
- ISBN
- 978-4-320-11460-9
- 著者情報
- ダビドフ,ジュリアナ・P.(ダビドフ,ジュリアナP.)(Davidoff,Giuliana P.)
ニューヨーク大学のクーラント数理科学研究所で大学院の研究を行い、そこで1984年にPh.D.を取得した。そこにいる間、アンネリ・ラックスの指導の聡明さのもとにいられたという大変な幸運に恵まれた。彼女たちはともに、様々な大学の学部生向けカリキュラム計画を研究し、いくつかの論文を執筆した。彼女の数学における研究対象は数論と保型形式についてであった。MAA Carus Mathematical Monographシリーズの編集委員であり、MAA Dolciani Mathematical Expositionsシリーズの編集委員でもあった。マサチューセッツ州のサウス・ハドリー(South Hadley)にあるマウント・ホリヨーク大学(Mount Holyoke College)で数学の教授を務めていた
加藤 文元(カトウ フミハル)
1997年京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。現在、東京工業大学理学院数学系教授、博士(理学)。専門、数論幾何学
高田 加代子(タカダ カヨコ)
1969年奈良女子大学理学部数学科卒業。1969〜2000年私立平安女学院中学校高等学校数学科専任教諭。2002〜2013年私立京都女子中学校高等学校数学科非常勤講師。現在、日本数学協会会員
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商品説明
数の幾何学は,ヘルマン・ミンコフスキーの研究に端を発する数論の一部門であり,与えられた領域が格子点を含むための条件を定めるなどといった問題を基本としている。それによって,ある種の難しい数論の問題を幾何学的文脈へ転換し,解答を得ることができる。素朴な印象とは裏腹に,幾何学や組合せ論にとどまらず,代数的整数論や数論幾何学などにも豊かな応用を持つ重要な理論である。
本書では「数の幾何学」を容易に理解できるよう解説していく。まず,数論に関する問題への格子点によるアプローチを解説する。次に,「ミンコフスキーの基本定理」を導入し,ディオファントス近似への応用も解説する。さらに,ミンコフスキーのアプローチを拡張したハンス・フレデリック・ブリッヒフェルトの仕事も解説する。
本書を通しての専門的過ぎない文体は読者を自然に数の幾何学の世界へと誘い,必要な予備知識もそれほど多くはない。新鮮な驚きと充実した内容を意欲的な読者に与えてくれる,価値ある書籍となろう。
[原著名:The Geometry of Numbers]
目次
第1部 格子点と数の理論(格子点と直線
格子点の数え上げ
格子点と多角形の面積
円内の格子点)
第2部 数の幾何学入門(ミンコフスキーの基本定理
ミンコフスキーの定理の応用
線形変換と整数格子
二次形式の幾何学的解釈
数の幾何学における新しい法則
ミンコフスキーの定理(自由選択))
付録(ガウス整数
凸体の最密充填
簡単な人物紹介)
商品詳細
- 出版社名
- 共立出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:The Geometry of Numbers
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