くまとやまねこ
発売日:2008年4月
- ページ数
- 1冊(ページ付なし)
- ISBN
- 978-4-309-27007-4
- 著者情報
- 湯本 香樹実(ユモト カズミ)
1959年東京都生まれ。東京音楽大学音楽学部卒業。小説『夏の庭―The Friends―』で日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞を受賞。同作品は十ヵ国以上で翻訳され、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ミルドレッド・バチェルダー賞などを受賞。絵本の翻訳も手がける
酒井 駒子(サカイ コマコ)
1966年兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。2004年『きつねのかみさま』(作:あまんきみこ)で日本絵本賞、2005年『金曜日の砂糖ちゃん』でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、2006年『ぼくおかあさんのこと…』でフランスでPITCHOU賞、オランダでZilveren Griffel賞(銀の石筆賞)を受賞。本の装画・挿絵でも活躍する
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商品説明
突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。くらくしめきった部屋に、ひとり閉じこもっていたくまが、やがて見つけた、あたらしい時のかがやき。感動の絵本。
だって、ぼくたちはずっとずっといっしょなんだ…友だちをなくして哀しみに閉じこもるくま。だが花咲く時は、訪れて…。感動の絵本。
【対象】小学低学年
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
大好きな酒井駒子さんの絵。でも、この絵本はあまり読みたくありませんでした。子どもが生まれて、決して失いたくないものができたおかげで強くなったけれど、弱くもなりました。大切な人を失ったら、どうしたらいいのだろう。だから、私はシリアスな絵本はあまり近づけなかったのです。それが、東日本大震災が起きて、いろいろな戸惑いを経て、少し気持ちが変わり、読んでみました。くまが失ったことりを箱に入れて持ち歩く描写は、その美しさゆえに余計に読んでいてつらいものでした。学生の時読んだ、キューブラ―・ロスの死ぬ瞬間(死を迎える人は否認と孤立→怒り→取り引き→抑鬱→受容という気持ちの流れがある、といった内容)を思い出したりもして。くまが悲しみを受け入れられたのは、なぜだったのでしょう。なにがあっても流れていく時間、晴れた空、同じ悲しみを受け入れたやまねこの優しさ、音楽、ことりとの輝いていた思い出が消えないことに気付いたから、でしょうか。死が悲しいのは、それだけ生が素晴らしかった証拠なのですね。重いテーマを湯本香樹美さんが優しく丁寧な物語を紡ぎだし、酒井駒子さんが、生と死に通じるような、光と影を感じる黒っぽい絵で描きだしています。そして、少しずつ色づく印象的な赤。大人のための絵本の名作だと思います。(ランタナさん 30代・埼玉県 男の子8歳、男の子5歳)
商品詳細
- 出版社名
- 河出書房新社
- サイズ
- 19×24cm
- 対象年齢
- 小学12年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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