コレクション日本歌人選 019「塚本邦雄」
発売日:2011年2月
- 巻の著者
- 島内景二/著
- 巻の書名
- 塚本邦雄
- ページ数
- 118p
- ISBN
- 978-4-305-70619-5
- 著者情報
- 島内 景二(シマウチ ケイジ)
1955年長崎県生。東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、電気通信大学教授
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商品説明
塚本邦雄。前衛短歌運動の輝ける旗手として、詩歌の可能性を飛躍的に拡大し、戦後日本で「短歌には何ができるか」を鋭く問いかけた。その苦闘の成果は、世界的な混迷を深める二十一世紀で、「芸術と人間は何をなすべきか」を見いだすための手がかりとなる。「前衛=難解」という従来のイメージを払拭し、塚本が追い求めた「短歌」の生命力に肉迫する。そのために、五十のキーワードに基づく秀歌五十首を選び、塚本ワールドへの入口とした。また、それぞれの歌を多角的に理解するために、本文では歌の鑑賞を行い、脚注では歌の背景を詳しく解説した。一首の歌を本文と脚注とで「二度味わう」ことで、塚本短歌の発生と影響力が、あますところなく解明される。
目次
初戀の木陰うつろふねがはくは死より眞青にいのちきらめけ
錐・蠍・旱・雁・掏摸・檻・囮・森・橇・二人・鎖・百合・塵
サッカーの制〓(た)迦童子火のにほひ矜羯羅童子雪のかをりよ
詩歌變ともいふべき豫感夜の秋の水中に水奔るを視たり
革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ
薫製卵はるけき火事の香にみちて母がわれ生みたること恕す
死に死に死に死にてをはりの明るまむ青鱚の胎てのひらに透く
われがもつとも惡むものわれ、鹽壺の匙があぢさゐ色に腐れる
殺戮の果てし野にとり遺されしオルガンがひとり奏でる雅歌を
聖母像ばかりならべてある美術館の出口につづく火藥庫〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 笠間書院
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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