坂の中のまち

中島京子/著

発売日:2024年11月

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ページ数
201p
ISBN
978-4-16-391915-7
著者情報
中島 京子(ナカジマ キョウコ)
1964年東京都生まれ。2003年、田山花袋『蒲団』を下敷きにした書き下ろし小説『FUTON』でデビューし、野間文芸新人賞候補となる。10年『小さいおうち』で直木賞を受賞。14年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞、同年刊行の『かたづの!』で柴田錬三郎賞と河合隼雄物語賞、歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。15年刊行の『長いお別れ』で中央公論文芸賞と日本医療小説大賞、19年刊行の『夢見る帝国図書館』で紫式部文学賞、22年『ムーンライト・イン』『やさしい猫』で芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)、『やさしい猫』はさらに吉川英治文学賞を受賞

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商品説明

江戸川乱歩『D坂の殺人事件』の別解(!?)、遠藤周作『沈黙』の切支丹屋敷に埋まる骨が語ること、安部公房『鞄』を再現する男との邂逅、夏目漱石『こころ』みたいな三角関係…。風変わりな人たちと、書物がいろどるガールミーツ幽霊譚。

「隣に座るって、運命よ」
文豪ひしめく坂だらけの町の、不思議な恋の話。

大学進学を機に富山県から上京した、坂中真智は、おばあちゃんの親友・志桜里さんの家に居候することになった。
坂の中にある町――小日向に住み、あらゆる「坂」に精通する志桜里さん。書棚には「小日向コーナー」まであり、延々と坂について聞かされる日々が始まった。

ある日、同級生の誘いで文学サークルに顔を出すことになったが、集合先のアパートは無人で、ちょっと好みのルックスをした男の子が一人やってくる。
一緒に帰ることになった真智に、彼は横光利一の『機械・春は馬車に乗って』を「先生の本」といって渡して来、米川正夫、岸田國士、小林秀雄がいまも教鞭をとっているかのような口ぶりで……
ひょっとして、この人、昭和初期から来た幽霊なのでは?

江戸川乱歩『D坂の殺人事件』の別解(?)、
遠藤周作『沈黙』の切支丹屋敷に埋まる骨が語ること、
安部公房『鞄』を再現する男との邂逅、
夏目漱石『こころ』みたいな三角関係……

風変わりな人たちと、書物がいろどる
ガール・ミーツ・幽霊譚

目次

フェノロサの妻
隣に座るという運命について
月下氷人
切支丹屋敷から出た骨
シスターフッドと鼠坂
坂の中のまち

商品詳細

出版社名
文藝春秋
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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