田中清玄 二十世紀を駆け抜けた快男児
発売日:2022年8月
- ページ数
- 442p
- ISBN
- 978-4-16-391530-2
- 著者情報
- 徳本 栄一郎(トクモト エイイチロウ)
1963年佐賀県生まれ。英国ロイター通信特派員を経て、ジャーナリストとして活躍。国際政治・経済を主なテーマに、取材活動を続けている
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商品説明
戦前は共産党中央委員長。逮捕、転向を経て、戦後は右翼の黒幕に。アラブの石油利権で暗躍した国際的フィクサーは、財界人、保守政治家、ヤクザ、学生運動家、王侯貴族のすべてを受け入れた。「法螺は吹くが嘘はつかない」などと嘯く、騒々しいが憎めない男の痛快極まりない生涯!
田中清玄。戦前は武装共産党の委員長として警官を襲撃し、逮捕。獄中、母の諌死を契機に転向すると、戦後は学生やごろつきを集めて共産党を襲撃。なんとも振れ幅の大きな前半生から、やがて国際的な資源外交を裏で操るフィクサーへ。資本主義の真っただ中で暗躍しながらも、学生運動に援助を続けるなど、普通では理解しがたい人生を送った男。「俺は法螺は吹くが嘘はつなかい!」。その言葉は、出鱈目だけどどこか痛快。こんな男が昭和にはいたのである。昭和天皇にも拝謁し、その藩屏となることを誓ったというが、どこまで本当なのか……。
筆者は、終戦直後から田中の死まで秘書を務めた人物に出会い、その素顔を知る。また、英国外務省の機密文書から、田中の国際的な活動の実態、そしてヨーロッパの貴族を巻き込んで情報を収集し、それを昭和天皇に届けていたという事実を知る。
田中清玄は自伝を残しているが、その内容は虚実入り乱れ、本当の姿を伝えいない。筆者によって、昭和の怪物の姿が初めて明らかになる。
田中の葬儀には、時の総理大臣から右翼、左翼の大物、そして暴力団大幹部の姿もあった。その人脈こそが、彼の起伏に富んだ人生を表していた。
令和の現代では絶対にお目にかかれない、昭和の快男児の生涯!
目次
第1章 電源防衛隊―終戦直後
第2章 武装共産党―戦前
第3章 禅寺修行と昭和天皇―戦時中から終戦
第4章 全学連と暴力団―六〇年安保と狙撃事件
第5章 国際的フィクサー―高度成長と石油利権
第6章 環境活動家―オイルショックと人類の未来
第7章 最後の日々―冷戦を超えて
商品詳細
- 出版社名
- 文藝春秋
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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