水を石油に変える人 山本五十六、不覚の一瞬
発売日:2017年6月
- ISBN
- 978-4-16-390675-1
- 著者情報
- 山本 一生(ヤマモト イッショウ)
1948年生まれ。東京大学文学部国史学科卒。石油精製会社勤務の傍ら競馬の歴史や血統に関するエッセイを発表。97年にフリーになると近代史に転じ、恩師である伊藤隆東大名誉教授のもとで『有馬頼寧日記』の編集に加わり、その後は「日記読み」として戦間期の日記をもとに時代を読み解く作業を行っている。『恋と伯爵と大正デモクラシー:有馬頼寧日記1919』(日本経済新聞出版社)で第56回日本エッセイスト・クラブ賞受賞
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商品説明
真珠湾攻撃の三年前、海軍省で三日三晩の夜を徹した実験が行われていた。その「街の科学者」は、海軍次官山本五十六や後に「神風特攻」を考案する大西瀧治郎らの前で、水をガソリンに変えるのだという。石油の八割をアメリカからの輸入に頼る日本が、きたるべき日米戦に勝つための秘策になるのか?戦争・石油・日本人をめぐる数奇な歴史ノンフィクション!
真珠湾攻撃の三年前、海軍省で三日三晩の夜を徹した実験が行われる。その「街の科学者」は海軍次官山本五十六や、後に「神風特攻」を考案する大西瀧治郎らの前で、水をガソリンに変えるのだという。
石油の八割をアメリカからの輸入にたよっていた日本は、ドイツと同様人造石油や出もしない油田の採掘など、資源の確保に八方手をつくしていた。そうした時に、水を石油に変える科学者があらわれた、というのだ。しかも、その「科学者」は、立派な化学メーカーが後ろ楯となり、帝国大学教授のお墨付きまでもらっていた。
新資料をもとに描く、日本海軍を相手にした一大詐欺事件の全貌。著者の山本一生は、「恋と伯爵と大正デモクラシー 有馬頼寧日記1919」で第56回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した気鋭の歴史作家。
(「近刊情報」より)
目次
一通の報告書
山本五十六と石油
「藁から真綿」事件
カツクマ・ヒガシと東勝熊
詐欺師から「科学の人」へ
支那事変という名の追い風
富士山麓油田の怪
昭和十三年暮れ、海軍省次官室
蒲田の「水からガソリン」工場
燃料局柳原少将の嘆き
実験成功!次官に報告!
宴の終わり
立会人たちの太平洋戦争
いまも生き続ける「水からガソリン」
商品詳細
- 出版社名
- 文藝春秋
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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