「憲政常道」の近代日本 戦前の民主化を問う
発売日:2025年1月
- ページ数
- 430p
- ISBN
- 978-4-14-091292-8
- 著者情報
- 村井 良太(ムライ リョウタ)
駒澤大学教授。1972年生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。著書に『政党内閣制の成立一九一八〜二七年』(サントリー学芸賞)などがある
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商品説明
民主主義は米国のプレゼントではない 「日本の軍部が台頭したのは政党が腐敗していたから」とか、「大正デモクラシーが戦前民主主義のピーク」というイメージは歴史の事実と一致するのか。否、むしろ近年明らかになったのは、政党政治に肯定的な元老や、婦人参政権を推進する政党であり、協調外交維持に努める政府、軍縮に協力的な軍部大臣である。本書は、議会多数党間で政権交代を行う現代的な仕組みが「憲政常道」の名で百年前に形づくられていく様子を明らかにし、日本の民主主義の出発点が第一次世界大戦後にあったと見る。多彩な引用と篤実な叙述で蘇る、忘れられた戦前日本の姿!
目次
本書に関連する主な政党の変遷
序章 第一次世界大戦後の世界と日本―政党政治の智慧と経験をめぐって
第一章 二つの政友会内閣と大戦後の国際協調外交―転換期の帝国日本と初の政党内閣期 一九一八‐二二年
第二章 転換期の首相選定と第二次憲政擁護運動―政党内閣制の確立を求めて 一九二二‐二四年
第三章 二つの加藤高明内閣と政党内閣制の成立―男子普選体制下での三党鼎立 一九二四‐二七年
第四章 昭和天皇と「憲政常道」下の二大政党内閣―政友会と民政党の強さと脆さ 一九二七‐三一年
第五章 五・一五事件と政党内閣制の中断―世界大恐慌下での弱者の反動 一九三一‐三二年
第六章 二・二六事件と政党内閣制の崩壊―非常時暫定政権と溶けゆく「常道」 一九三二‐三六年
結論 自由と多様性の基盤としての民主政治を日々運営する
商品詳細
- シリーズ名
- NHKブックス 1292
- 出版社名
- NHK出版
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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