ありのままのイメージ スナップ美学と日本写真史
発売日:2021年6月
- ページ数
- 335,15p
- ISBN
- 978-4-13-080223-9
- 著者情報
- 甲斐 義明(カイ ヨシアキ)
新潟大学人文学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究(美術史学)修士課程修了。ニューヨーク市立大学グラデュエート・センター博士課程修了(Ph.D.in Art History)
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商品説明
ありのままの世界/イメージを求めて。日本写真史を駆動してきたスナップという美学。
目次
序 論
第1章 スナップショットの誕生:瞬間のイメージ
1 写真用語「snapshot」の登場
2 外来語としてのスナップショット
3 『写真芸術』とスナップショット
第2章 新興写真と小型カメラ:新たな視覚世界
1 スケッチ写真
2 ライカの登場と「新しい視覚」
3 異化と自然さ
第3章 被写意識と反演劇性:木村伊兵衛の肖像写真
1 木村伊兵衛の《文芸家肖像》
2 被写意識
3 スナップ美学と反演劇性
第4章 「道楽から実用へ」:戦時下のスナップ
1 街頭スナップというジャンル
2 窃視するアマチュア
3 スナップとプロパガンダ
第5章 スナップと生活記録:戦後の木村伊兵衛
1 民衆芸術としての写真
2 木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン
3 曖昧さと非実用性
第6章 非演出の倫理:土門拳とリアリズム写真
1 リアリズムの「基本的方法」としてのスナップ
2 「黙って撮る権利」
3 スナップのジレンマ
第7章 身振りとしてのスナップ:東松照明・森山大道とアメリカ的なもの
1 スナップの新たな表現
2 東松照明とアメリカ化のイメージ
3 森山大道と異種混交的風景
第8章 スナップと日常:荒木経惟・牛腸茂雄の記念写真構図
1 眼差しから逃れる世界
2 記念写真構図
3 出会いと距離の視覚化
第9章 〈もの〉のスナップ:中平卓馬・石内都・赤瀬川原平らによる物体への眼差し
1 スナップと非生物
2 〈もの〉との出会い
3 事物の歴史性
第10章 反省的転回:一九八〇年代以降の路上スナップ
1 顔への再接近
2 素朴写真家という虚像
3 反省的スナップ
The Artless Image:
The Snapshot Aesthetic in Japanese Photography
Yoshiaki KAI
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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