領域を超えない民主主義 地方政治における競争と民意

砂原庸介/著

発売日:2022年11月

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ページ数
237p
ISBN
978-4-13-030187-9
著者情報
砂原 庸介(スナハラ ヨウスケ)
1978年大阪に生まれる。2006年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、神戸大学大学院法学研究科教授。博士(学術)

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商品説明

領域を超える課題になぜ対応できないのか。地方政府は広がる都市の問題を解決できるのか。住民投票は地方の究極の民主主義なのか。日本の地方政治が抱える構造的問題を抉り出し、解決の糸口まで示唆する。

地方政府は広がる都市の問題を解決できるのか。住民投票は地方の究極の民主主義なのか。日本の地方政治が抱える構造的問題を抉り出し、解決の糸口まで示唆する。サントリー学芸賞・大佛次郎論壇賞を受賞した注目の研究者による鋭利な地方政治論。

目次

第1章 政治制度が生み出す分裂した意思決定
 1 領域と結びつく地方政府
 2 地方政府と領域を超える課題
  2.1 領域を超える課題にどのように対応するか
  2.2 集合行為アプローチ
  2.3 領域を超える協力はなぜ生まれるか
 3 領域への拘束をもたらす政治制度
  3.1 地方政府内の対立
  3.2 地方政府間の競争
  3.3 国と地方の関係
 4 政治制度の帰結
  4.1 地域的な政党政治の不在と分裂した意思決定
  4.2 限定的な連携と合併による解決の限界
 5 本書の議論と構成
  5.1 都市の中心をめぐる競争
  5.2 分裂した意思決定の中での住民投票

第2章 都市の中心をめぐる垂直的な競争──県庁所在市の庁舎
 はじめに
 1 戦前の府県庁舎
  1.1 城郭と庁舎
  1.2 府県と都市の競争──大阪という特殊例
 2 県庁舎の位置づけの変化
  2.1 象徴としての県庁舎から高層ビルへ
  2.2 都市の中心から移転する県庁舎
 3 地方自治再編期の庁舎
  3.1 平成の大合併と市庁舎の移転
  3.2 広域の観点からの再編成
 得られた知見

第3章 都市を縮小させる分裂した意思決定──2つの港湾都市
 はじめに
 1 港湾都市の発展と凋落
  1.1 函館港
  1.2 下関港
 2 変化への対応
  2.1 合併と港湾の地位低下
  2.2 都市政策の変遷
 3 人口減少という課題
  3.1 旧市街の空洞化
  3.2 空洞化への対応としての観光
 得られた知見

第4章 大都市の一体性と分節──国際比較と日本
 はじめに
 1 大都市への注目とその比較
 2 地方政府による分節と大都市の成長
 3 大都市比較のためのデータ
 4 計量分析
  4.1 分析モデル
  4.2 結果の解釈
  4.3 頑健性の確認
 5 比較の中の日本の大都市
 得られた知見

第5章 民意をどこに ほか

商品詳細

出版社名
東京大学出版会
サイズ
20cm
フォーマット
単行本

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