日本占領期上海の文学とメディア 「対日協力者」の文化活動

山口早苗/著

発売日:2022年12月

  • 日本占領期上海の文学とメディア 「対日協力者」の文化活動
  • 日本占領期上海の文学とメディア 「対日協力者」の文化活動
ページ数
238,20p
ISBN
978-4-13-026174-6
著者情報
山口 早苗(ヤマグチ サナエ)
1987年山形県生まれ。現在、日本学術振興会特別研究員PD

¥5,720 税込

26 nanacoポイント

26 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

日本の占領地政権であった汪精衛政権/南京国民政府の機関紙『中華日報』に集った文化人たちは、これまで「対日協力者」として否定的な評価を受けていた。本書は、新聞文芸欄を詳細に分析し、彼らの創作活動や思想的営為、そして戦時下の社会で見出した希望とは何かを明らかにし、中国近代メディア史研究に位置づける。

目次

序 章 日本占領期上海のメディアと文壇
 第一節 本書の視角
  1 問題意識の所在
  2 研究の変遷
 第二節 本書の位置づけ
  1 先行研究の整理
  2 本書の対象
  3 『中華日報』とは
 第三節 本書の構成

第一章 政治宣伝と娯楽のはざまで『中華日報』文藝欄「華風」の考察
 はじめに
 第一節 『中華日報』「華風」の概要
  1 「孤島」期における「副刊」の変遷
  2 「華風」について
 第二節 「華風」の内容
  第一期――一九三九年七月一〇日―一九四〇年九月二五日(全二〇八号)
  第二期――一一九四〇年九月二七日―一九四一年二月二四日(全九三号)
  第三期――一九四一年二月二五日―九月三〇日(全二〇八号)
  第四期――一九四一年一〇月一日―一一月一六日(全四七号)
  第五期――一九四一年一一月一七日―一九四二年三月一三日(全八二号)
 おわりに

第二章 「中華副刊」に見る占領下の文学活動
 はじめに
 第一節 『中華日報』に掲載された副刊の概要
  1 太平洋戦争期における「副刊」の変遷
  2 「中華副刊」について
 第二節 「中華副刊」の内容
  1 魯賓・路易士の兄弟の活躍
  2 通俗文学をめぐる論争
  3 回顧と懐旧
  4 特集号
  5 戦争と平和
  6 大東亜文学者大会および日本の印象
  7 地方からの投稿/重慶方面の情報/日本の敗戦
 おわりに

第三章 陶亢徳と中華日報社――編集者の側面に注目して
 はじめに
 第一節 陶亢徳について
  1 略歴
  2 陶亢徳に関する先行研究
  3 本章の目的
 第二節 『宇宙風乙刊』の刊行と上海残留
  1 『宇宙風乙刊』での言論活動――「抗戦とは関係を持たない」文学論争
  2 上海残留の経緯
 第三節 太平洋戦争以降の活動――一九四一年一二月―一九四五年八月
  1 中華日報社との関わり
  2 『中華週報』での活動――誌面の変化
  3 陶亢徳の立場――社会 ほか

商品詳細

出版社名
東京大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ