ぼけますから、よろしくお願いします。
発売日:2022年9月
- ページ数
- 291p
- ISBN
- 978-4-10-104221-3
- 著者情報
- 信友 直子(ノブトモ ナオコ)
1961(昭和36)年、広島生れ。映像作家。東京大学文学部卒。2009(平成21)年、自らの乳癌の闘病記録である『おっぱいと東京タワー―私の乳がん日記』でニューヨークフェスティバル銀賞、ギャラクシー賞奨励賞などを受賞。’18年には、初の劇場公開作として両親の老老介護の記録『ぼけますから、よろしくお願いします。』を発表し、令和元年度文化庁映画賞文化記録映画大賞などを受賞
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商品説明
「今年はぼけますから、よろしくお願いします」広島県呉市。87歳の正月、母は娘に突然宣言した。その言葉通り徐々に変わっていく母。「私はばかになったんじゃわ」と繰り返し「迷惑になるけん、もう死にたい」と喚く母を「誰でも年とりゃあ、おかしゅうなるわいのう」と励まし支えたのは96歳の父だった―。老老介護の現実と互いを思いやる家族の愛情、深く優しい夫婦の絆を綴る感動の記録。
「今年はぼけますから、よろしくお願いします」広島県呉市。87歳の正月、母は娘に突然宣言した。その言葉通り徐々に変わっていく母。「私はばかになったんじゃわ」と繰り返し「迷惑になるけん、もう死にたい」と喚く母を「誰でも年とりゃあ、おかしゅうなるわいのう」と励まし支えたのは96歳の父だった――。老老介護の現実と互いを思いやる家族の愛情、深く優しい夫婦の絆を綴る感動の記録。
目次
お母さんは、認知症になったんかもしれん…
「お母さんがおかしゅうなったけん、撮らんようになったん?」
私が帰ってきた方がええかね?
「詐欺グループの名簿に、お母さんの名前が載っていました」
「人に迷惑をかけない年寄りになりたいです」
「わしにも男の美学があるんじゃ」
「あんたはあんたの仕事をした方がええわい」
「どうしてかね、大事なときに。せっかくあんたが帰ってきとるのにね」
「この老夫婦は誰ですか?」
「あんたの仕事じゃけん、わしらは何でも協力するよ」
「これは乳にするぶん」
「カメラマンか何か知らんが、知らんヤツをこの家に入れるなよ」
「私たちにつないでいただければ、あとは何をしてでも入っていきます」
「介護はプロとシェアしなさい」
「母の認知症は、神様の親切かも」と思うに至った私
「おまえは感謝の心を忘れたんか!」
商品詳細
- シリーズ名
- 新潮文庫 の-19-1
- 出版社名
- 新潮社
- サイズ
- 16cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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