新史論/書き替えられた古代史 1「「神と鬼のヤマト」誕生」
発売日:2013年10月
- 巻の書名
- 「神と鬼のヤマト」誕生
- ISBN
- 978-4-09-825178-0
- 著者情報
- 関 裕二(セキ ユウジ)
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に関心を抱いて奈良に通いつめ、独学で日本古代史の研究を始める。91年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』(晋遊舎新書)でデビュー。以後、大胆な推理と緻密な分析で、ユニークな視点から古代史を読み解き、意欲的に執筆活動を続けている
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商品説明
なぜ古代史は解明されないのか?それは「日本書紀が80%の真実に20%の嘘をちりばめ、藤原氏に都合よく歴史を書き替えたからだ」と著者は主張する。書紀の改竄を取り除き、考古学、民俗学の成果を盛り込んだこの通史は、多くの謎を見事に解き明かし、従来の古代史観を根底から覆す。第1巻は、3世紀、縄文(東)と弥生(西)の接点だった奈良東部に突如出現した巨大都市・纏向の意味するもの、そして邪馬台国の滅亡、出雲の国譲り、ヤマト建国の真相に迫る。すべては鉄をめぐる戦いだった。古代史ファン必読、著者渾身の新史論スタート!
日本書紀は何を隠したか?新史論スタート。
目次
はじめに
序論
歴史に無頓着だった日本人/日本的であることを恥じた日本人/天皇の正体をはっきり言う/歴史を解き明かす簡単なコツ/『日本書紀』が仕掛けた歴史改竄のトリック/どのように古代史の謎を解き明かせばよいのか/『日本書紀』が隠してしまった「東」
第1章 倭人登場と日本人のルーツ
天皇は渡来系の征服者なのか/中国の古典に登場する倭人/漆の技術は日本で生まれて中国に伝わった?/海の女神が産み落とした神武天皇/騎馬民族は瀬戸内海を無事に通れたのか?/縄文人を中国では倭人と認識していた?/弥生時代を選択したのは縄文人だった/縄文人と渡来人の本当の関係/ほか
第2章 東と西のふたつの日本
なぜヤマト建国の地が奈良盆地の東南の隅なのか/縄文時代に確立されていたヤマトと東を結ぶ道/三内丸山遺跡が縄文観を塗り替えた/縄文時代後期に完成していた交易の道/東を蔑視した日本書紀/縄文と弥生を分ける戦争の有無/なぜヤマトの地で戦争はおわったのか/ほか
第3章 「纏向とヤマトの王」誕生
「纏向」はなぜか戦乱を収拾した/前方後円墳の出現こそヤマト建国だった/箸墓古墳は卑弥呼の墓なのか/纏向遺跡の全容/防衛を考えなかった纏向/東海地方の人々の動きとヤマト建国/伊勢遺跡の謎/ほか
第4章 神話に隠されたヤマト建国の秘密
『日本書紀』編者は3世紀の歴史を知らなかった?/荒神谷遺跡の衝撃/出雲の国譲りを考古学が裏付けている/対照的な天照大神とスサノオ/出雲の国譲りと天孫降臨のいきさつ/なぜ天皇家は出雲神と腐れ縁になっていくのか/なぜ王家は祟る出雲神に震え上がったのか/物部と尾張の出雲いじめ/ヤマト建国をめぐる一つの仮説/ほか
第5章 邪馬台国とヤマト建国の真実
崩れつつある邪馬台国をめぐる常識/九州に「纏向のミニチュア」があった/弥生時代後期の北部九州の思惑/丹後+近江+東海が纏向を造った?/邪馬台国の鍵は久留米の高良山/ヤマト建国と邪馬台国の真実/神の名を持つ二人の初代王/天孫降臨は敗者の逃亡だった/ヤマトは「神の国」「鬼の国」だった/ほか
あとがき
神統譜
参考文献
商品詳細
- シリーズ名
- 小学館新書 178
- 出版社名
- 小学館
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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