日本一の女

斉木香津/著

発売日:2017年2月

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ページ数
285p
ISBN
978-4-09-406398-1
著者情報
斉木 香津(サイキ カズ)
1964年大分県生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。2008年『千の花になって』で第9回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(『踏んでもいい女』に改題し文庫化)

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商品説明

「あげなクソ婆、弔ってやらんでもいい、とか言うんで」東京の生活に行き詰まった私は、曽祖母の三十三回忌を口実に、大分の実家に帰郷した。曽祖母・匹田サダは、臼杵の裕福な家に生まれながら、昭和二年、数え歳二十のときに野津市村の農家に嫁いできたという。豊臣秀吉似のサル顔と歯に衣着せぬ物言いが災いして、実家を追い出されたらしい。しかし嫁いでからは次々と男の子ばかりを産み落とし、精米所を大繁盛させ女太閤様と呼ばれた。人に嫌われても決して家族を飢えさせず、懸命に働き続けた熱すぎる女の一生とは―。悩みも悲しみも癒えてゆく、人間賛歌!

悩みも悲しみも笑い飛ばす最強女の一代記! 

匹田サダ、大分の名家生まれ。サル顔が原因で田舎の農家へ嫁に出される。実家への対抗心から村初めての精米所を設立し、大繁盛。男の子を九人産んだ。女太閤様。ブスでも鼻つまみものでも、超魅力的and超パワフル! 
ボンボンの兄や、美人の妹に負けちゃおれん。サダは家族を飢えさせることもなくよく働いたが、歯に衣着せぬ物言いのせいか、誰にも好かれなかった。息子たちにまでくそババアとののしられたが、それでも彼女は、日本一の女太閤様だった。
「私にはな、金剛様がついちょるんじゃ。じゃあけん、精米所をやれば成功するし、子どもを産めば、みな男の子じゃ。金剛様にかぎらず神様も仏様も、自分の足でしっかり立っちょる者の味方じゃけんな」
悩みも悲しみも笑い飛ばす、最強女の一代記! 

【編集担当からのおすすめ情報】 
●痛快! 歯に衣着せぬサダ語録
「そしたらお義母さん、体には気をつけんと。私は自分を悪く言う人の面倒は見られんけん、お義母さんは起きられんようになったら、それきりじゃと思ってください」
「私は二人産んでできやすくなっちょるけんな。一、二度ちゃっちゃとやりゃあ。すぐに腹が膨らむじゃろう」
「着るものでしか人を判断できんのは、馬鹿の証拠じゃ」
「なんじゃ、鼻ぺちゃか。踏んづけたような顔をしちょるのう」
(「近刊情報」より)

商品詳細

シリーズ名
小学館文庫 さ16-2
出版社名
小学館
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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