ニッポンチ! 国芳一門明治浮世絵草紙

河治和香/著

発売日:2020年11月

  • ニッポンチ! 国芳一門明治浮世絵草紙
  • ニッポンチ! 国芳一門明治浮世絵草紙
ページ数
298p
ISBN
978-4-09-386596-8
著者情報
河治 和香(カワジ ワカ)
東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部卒。CBSソニー、日本映画監督協会に勤務。2003年、『秋の金魚』で小学館文庫小説賞を受賞してデビュー。18年刊行の『がいなもん 松浦武四郎一代』が、北海道ゆかりの本大賞、中山義秀文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞

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商品説明

国芳には、早世した美しい娘・登鯉と、その陰に隠れていた次女のお芳という娘がいた。誰にも愛された長女が最後に選んだものは?そして、誰かに愛されたくても愛されなかった次女が最後まで愛を求めたのは?さらにはじめて明かされる“国芳の孫”の存在…。

絵師歌川国芳の弟子たちと二人の娘の物語

明治六(一八七三)年、歌川国芳の十三回忌の施主はただ一人の遺族で〈一勇斎芳女〉と名乗る国芳の次女。だが直前に行方知れずになったりして、どこかつかみ所のない女だ。
追善書画会に顔を揃えた落合芳幾、月岡芳年、河鍋暁斎、歌川芳藤、そして三遊亭圓朝などの弟子たちは、それぞれ新しい時代の生き方を懸命に模索していた。
そして、彼らの心の中には、いつも師匠の国芳がいる。中でも暁斎は、仮名垣魯文と絵新聞を始めると意気盛んだ。のちに日本の漫画雑誌の嚆矢となるこの雑誌は、その名も『日本地(ニッポンチ)』。
結局、弟子たちの生きざまを見届けたのは昭和まで生きたという芳女(お芳)だった。彼女も絵を描いているが、名を残した作品は今のところ三枚続きの錦絵があるだけだ。主に春画や刺青の下絵、皮絵などを描いていたらしい。彼女が最後まで守っていた国芳の遺品とは? そして国芳に終生愛されながら早世した長女の登鯉が、最後に選んだ人生の選択とは?
自身も日露戦争時に『日ポン地』なる雑誌を出していた新聞記者の鶯亭金升は、お芳から話を聞き出していくうちに、思いもかけない〈国芳の孫〉の存在を知る。








【編集担当からのおすすめ情報】
著者の「国芳一門浮世絵草紙」シリーズ(全五巻)は、幕末までの国芳と登鯉、弟子たちの物語でしたが、本書は明治以降の国芳とお芳、弟子たちの物語になっています。
二〇一八年刊行『がいなもん 松浦武四郎一代』で中山義秀文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞した著者の受賞第一作になります。

商品詳細

出版社名
小学館
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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