柄谷行人対話篇 3「1989-2008」

柄谷行人/〔述〕

発売日:2023年3月

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巻の書名
1989-2008
ページ数
412p
ISBN
978-4-06-530507-2
著者情報
柄谷 行人(カラタニ コウジン)
1941・8・6〜。批評家、思想家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。『畏怖する人間』『意味という病』『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)『日本近代文学の起源』『隠喩としての建築』『探究』(1・2)『トランスクリティーク』『世界史の構造』『哲学の起源』『世界史の実験』『ニュー・アソシエーショニスト宣言』『力と交換様式』など著書多数。2022年、バーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞

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商品説明

『探究2』刊行後に再開された連載「探究3」は執筆の過程で『トランスクリティーク』へと変容する。元号が平成となったばかりのバブル景気絶頂期から、リーマン・ショックなどの影響による世界的な景気低迷の時期までに文学者とかわされた対話十篇を収録。ありとあらゆる問題を文学として思考しつづけてきた批評家が、資本への対抗を企図し実践した二十年間が刻印された対話集。

1969年に「〈意識〉と〈自然〉――漱石試論」が第12回群像新人文学賞評論部門当選作となり文芸評論家としての執筆活動をスタートして以来、柄谷行人氏はつねに思考を進化させ、また深化させてきた。また、折々の関心にしたがい、様々な相手と刺戟的な対話をおこなってきた。
本書は講談社文芸文庫における決定版対話集の3巻目であり、『探究2』刊行直後の1989年からリーマンショックが世界経済に衝撃を与えた2008年までになされた10篇を収録する。
この時期の柄谷氏は1989年に「季刊思潮」を、また1991年にその後継誌の「批評空間」を創刊して世間の注目を集める一方、「探究3」の連載を中断して執筆を始めた『トランスクリティーク』を2001年に刊行、並行して国家と資本への対抗運動であるNAM(New Associationist Movement)を立ち上げるなど、まさに縦横無尽の活躍だった。
当時文壇と距離をとっているように見られがちだった柄谷氏だが、年長年少を問わず思いの外多くの作家や評論家と対談をしており、そのなかから今なお色褪せない対話を精選して収録する本書は21世紀以降の文学の行方への貴重な道標となるであろう。

目次

覚え書き 柄谷行人

「意識と自然」からの思考(三浦雅士)
坂口安吾と文学のふるさと(島田雅彦)
畏怖あるいは倫理の普遍性(大西巨人)
現代文学をたたかう(高橋源一郎)
中上健次・時代と文学(川村二郎)
友愛論 夏目漱石・中勘助・中上健次(富岡多惠子)
文学の志(後藤明生)
世界資本主義に対抗する思考(山城むつみ)
時代閉塞の突破口(村上龍)
『蟹工船』では文学は復活しない(黒井千次 津島佑子)

商品詳細

シリーズ名
講談社文芸文庫 かB20
出版社名
講談社
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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