〈世界史〉の哲学 現代篇1「フロイトからファシズムへ」

大澤真幸/著

発売日:2022年7月

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巻の書名
フロイトからファシズムへ
ページ数
349p
ISBN
978-4-06-528448-3
著者情報
大澤 真幸(オオサワ マサチ)
1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING「O」』主宰。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞

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商品説明

近代の延長線上に現れる大きな断絶と恐怖。その端緒は精神分析理論における「回転」にある。第一次世界大戦を経験した「ヨーロッパ」で、認識の構造/真理の見え方に深刻な変化が起きた。宗教としての資本主義が際限なき増殖と自己否定を繰り返すとき、精神と社会を変容させる異形のダイナミズムが出現する。

今回われわれは、「近代篇」で見出した、西洋近代を成り立たせているメカニズムーーとりわけ「宗教としての資本主義」ーーの最終的な結果として、精神のエディプス的な構造がもたらされている、ということを示してきた。エディプス・コンプレックスの理論は、一九世紀近代を成り立たせていた諸契機が諸契機が結集することで生まれたものだ。この点を明らかにしたことには実は、さらなる狙いがある。この後、フロイトの理論に、とてつもなく大きな転回が生ずる。このことは、近代の後に、そして近代の延長線上に大きな断絶が現れることを示唆している。この断絶こそが「現代篇」の主題となる。(第1章より)

商品詳細

出版社名
講談社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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