天皇の歴史 3「天皇と摂政・関白」
発売日:2018年2月
- 巻の著者
- 佐々木恵介/〔著〕
- 巻の書名
- 天皇と摂政・関白
- ISBN
- 978-4-06-292483-2
- 著者情報
- 佐々木 恵介(ササキ ケイスケ)
1956年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。聖心女子大学教授。専攻は日本古代史
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商品説明
九世紀後半、幼帝清和の外祖父・藤原良房から、摂関政治は始まった。菅原道真の怨霊問題、醍醐・村上天皇の「延喜・天暦の治」、そして道長の栄華。王権をめぐる姻戚関係を藤原氏が支配するなかで、天皇のみがなしえたこととは何か。「摂関による政治の私物化」という見方を超えて、天皇が「生身の権力者」から「制度」へと変貌していく二〇〇年を描く。
講談社創業100周年記念企画として刊行され、高い評価を得た全集がついに学術文庫化。第3巻は、9世紀半ばの文徳天皇から、11世紀半ばの後冷泉天皇まで、16人の天皇の時代を取り上げる。「摂関政治の時代」として知られる200年間である。
一般に「摂関政治の時代」というと、天皇を抑えつけ、勝手気ままな政治を行っていた摂政・関白や、寝殿造りの邸宅で日々、宴にふけっていた貴族たちをイメージするだろう。しかし、こうした「政治を私物化する摂政・関白」という見方は、近代以降の歴史観である。本書では、必ずしも対立するものではなかった「天皇」と「摂関」を、王権を構成する総体としてとらえなおす。
幼帝清和の外祖父、藤原良房から摂関政治は始まった。失脚した菅原道真の怨霊問題、将門・純友の乱、醍醐・村上天皇の「延喜・天暦の治」、そして藤原道長の栄華。王権をめぐる姻戚関係を藤原氏が支配するなかで、天皇のみがなしえたこととは、いったい何か。皇統が錯綜し、政争の続く平安京の内裏を舞台に、天皇が「生身の権力者」から「制度」へと変貌していく過程を描き出す。
〔原本:『天皇の歴史03巻 天皇と摂政・関白』講談社 2011年刊〕
(「近刊情報」より)
目次
序章 天皇の変貌と摂関政治
第1章 摂政・関白の成立と天皇
第2章 「延喜・天暦の治」の時代
第3章 摂関政治の成熟
第4章 王権をめぐる人々
第5章 儀式・政務と天皇
第6章 仏と神と天皇
第7章 摂関期の財政と天皇
終章 天皇像の変容
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社学術文庫 2483
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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