リュシス
- ISBN
- 978-4-06-292459-7
- 著者情報
- 田中 伸司(タナカ シンジ)
1960年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。静岡大学教授。専門は古代ギリシア哲学・倫理学
三嶋 輝夫(ミシマ テルオ)
1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。元青山学院大学教授。専門は倫理学・ギリシア哲学
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商品説明
美少年リュシスとその友人メネクセノスを相手に「友」とは何か、「友愛」とは何かを論じる『リュシス』と、「知を愛すること」としての「哲学」という主題を探究していく『恋がたき』―いずれも二人の青少年にスポットライトをあてながら「愛する」という根本的な営みについて洞察する珠玉の対話篇を収録。親しみやすい日本語で味わう決定版新訳!
「友愛について」という副題をもつ『リュシス』は、初期から中期への移行期の作品と推定される。ここでは、老年期にさしかかったソクラテスが、美少年リュシスとその友人メネクセノスを相手に「友」とは何か、「友愛」とは何かを論じていく。この主題は「誰かが誰かを愛するとき、どちらがどちらの友になるのか」という問いを追求していく形で展開され、対話がアポリアーに陥ったことを宣言したところで閉じられる。本作は、のちにアリストテレスの友愛論の土台となったように、今日まで広く読み継がれている。
この主題は、もう一篇の『恋がたき』に連なる。偽作との説も根強くある本作であるが、「哲学について」という副題を冠されているように、「知を愛すること」としての「哲学(ピロソピア)」という主題は、「愛すること」という根本的な問題を介して『リュシス』につながっている。同じように二人の少年にスポットライトがあてられる本作は、真作か偽作か、という問題とは別に、味読する価値を十分にそなえたものである。
「愛すること」で貫かれた二つの対話篇、初の文庫版新訳!
(「近刊情報」より)
目次
リュシス
恋がたき
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社学術文庫 2459
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
- 原題
- 原タイトル:Platonis Opera.第3巻、第2巻の抄訳
注意事項
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