高層建築物の世界史
発売日:2015年2月
- ISBN
- 978-4-06-288301-6
- 著者情報
- 大澤 昭彦(オオサワ アキヒコ)
1974年、茨城県生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻博士課程修了。博士(工学)。財団法人土地総合研究所研究員を経て、東京工業大学大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻助教。専門は、景観・都市計画、建築・都市計画法制史。2009年、日本都市計画学会論文奨励賞受賞
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商品説明
人類の歴史は、高層建築物をつくってきた歴史でもあります。
古代においてもすでに、メソポタミアの宗教的建造物ジッグラト、エジプトのピラミッド、ローマのコロッセウムや高層アパートなど、巨大・高層建築物がつくられていました。
中世になると、ヨーロッパでは城塞やゴシック教会、中東ではイスラームのモスク、日本では仏塔がつくられました。
15世紀以降は、都市の景観の中での高層建築物のありかたが問われるようになります。19世紀末からの摩天楼の時代を経て、20世紀半ばからは、超高層ビルとタワーの時代が始まります。そして、現在、高層建築の中心は、再び中東、そして東アジアに移っています。
高層建築物は、時の為政者の権力や自己顕示欲、富を象徴する一方で、ランドマークとして人々に親しまれる存在でありました。同時に、その都市のスカイラインや景観をつくってきました。高層建築物は、いわば人類が歩んできた軌跡を象徴するモニュメントと言えるのではないでしょうか。
本書では、時代を映す鏡として高層建築物をとらえ、その歴史を振り返ります。世界で、日本で、どんな高層建築物が、どのように建てられてきたのでしょうか。そして、なぜ人類は高層建築物を希求してきたのか、を探ります。(「近刊情報」より)
目次
第1章 神々をまつる巨大建造物―紀元前三〇〇〇年頃〜紀元後五世紀頃(古代メソポタミアのジッグラト
古代エジプトのピラミッドとオベリスク ほか)
第2章 塔の時代―五〜一五世紀(中世ヨーロッパの城塞
ゴシック大聖堂 ほか)
第3章 秩序ある高さと都市景観の時代―一五〜一九世紀(ルネサンス都市における高さ
宗教都市ローマの大改造 ほか)
第4章 超高層都市の誕生―一九世紀末〜二〇世紀半ば(鉄骨、ガラス。エレベーター
万国博覧会と巨大モニュメント―クリスタル・パレスとエッフェル塔 ほか)
第5章 超高層ビルとタワーの時代―一九五〇〜一九七〇年代(アメリカの鉄とガラスの摩天楼
高さ世界一を競って―ワールド・トレード・センターとシアーズ・タワー ほか)
第6章 高層建築物の現在―一九九〇年代〜現在(グローバル化する超高層ビル
アジアにおける高さ世界一の更新 ほか)
終章 高層建築物の意味を考える(権力
本能 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社現代新書 2301
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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