わたしは、あなたとわたしの区別がつかない
発売日:2024年7月
- ページ数
- 233p
- ISBN
- 978-4-04-683661-8
- 著者情報
- 藤田 壮眞(フジタ ソウマ)
4歳の時に自閉スペクトラム症の診断を受け、小学校では支援級に在籍。中学受験を経て現在は私立高校に通う。中学3年時に夏休みの課題作文「自閉症を持つ私から見た日常」が文部科学大臣賞を受賞。自身が経験した、外見や行動が相手に与える誤解、コミュニケーションに生じる不調や、脳の特性による世界の見え方などを綴り、SNSでも大きな話題となった
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商品説明
自閉症者は何を考えているのか?世界がどういう風に見えているのか?葛藤や喜びなど、その心の声を真っすぐに書いた自伝の登場!15歳、自閉症当事者が書き下ろすみずみずしくも胸に迫るエッセイ。文部科学大臣賞を受賞した作文「自閉症を持つ私から見た日常」の作者が綴った自身の記録。
15歳、自閉症当事者が書き下ろす
みずみずしくも胸に迫る自伝エッセイ
自閉症者は何を考えているのか?
世界がどういう風に見えているのか?
その心の声を真っすぐに書いた渾身のデビュー作の登場!
(――五章 中学校編「あなたとわたしの区別がつかない」より)
わたしは、あなたとわたしの区別がつかない。
自分と他人の区別がつかないのは赤ん坊だそうだ。赤ん坊が成長して、一歳ごろに自分以外に人間がいることに、気がつく。これを発達と言う。保健の教科書にそう書いてある。二歳ごろになると、他の人は、自分と違うことを考えていると理解する。このあたりで、世界には自分と、自分ではない誰かがいるとわかるのだ。
わたしは精神の一部が、いまも二歳以下であるようだ。わたしの中に二歳児がいる。怖くて、しかし面白い。わたしがわたしであるように、同じように誰かも誰かである。自分でない誰かは、わたしとは違う人間である。別々の心を持っている。ゆえに、わたしが体験したことは、わたしだけのものである。あなたが体験したことは、あなただけのものである。説明されれば理解はする。何度も口に出して言ってみる。だかしかし、ほんとうのところではわからない。わたしが知っていることは、みんなも知っていると思ってしまう。
【著者プロフィール】
4歳の時に自閉症スペクトラムの診断を受け、小学校では支援級に在籍。中学受験を経て現在は私立高校に通う。
中学3年時に夏休みの課題の作文「自閉症を持つ私から見た日常」が文部科学大臣賞を受賞。
自身が経験した、外見や行動が相手に与える誤解、コミュニケーションに生じる不調や、脳の特性による世界の見え方などを綴り、SNSでも大きな話題となった。
目次
1章 幼稚園編
2章 小学校編
3章 成長障害編
4章 中学受験編
5章 中学校編
6章 中学オーストラリア研修編
7章 高校受験編
8章 高校編 現在の日々
9章 これからのことについて
商品詳細
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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