ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力
発売日:2017年4月
- ISBN
- 978-4-02-263058-2
- 著者情報
- 帚木 蓬生(ハハキギ ホウセイ)
1947年、福岡県生まれ。作家、精神科医。東京大学文学部、九州大学医学部卒業。九大神経精神医学教室で中尾弘之教授に師事。1979〜80年フランス政府給費留学生としてマルセイユ・聖マルグリット病院神経精神科(Pierre Mouren教授)、1980〜81年パリ病院外国人レジデントとしてサンタンヌ病院精神科(Pierre Deniker教授)で研修。その後、北九州市八幡厚生病院副院長を経て、現在、福岡県中間市で通谷メンタルクリニックを開業
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商品説明
多くの受賞歴をもつ小説家であり、臨床40年の精神科医が
悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことだ。
この共感が成熟する過程で伴走し、
容易に答えの出ない事態に耐えうる能力がネガティブ・ケイパビリティである。
古くは詩人のキーツが
シェイクスピアに備わっていると発見した「負の力」は、
第二次世界大戦に従軍した精神科医ビオンにより再発見され、
著者の臨床の現場で腑に落ちる治療を支えている。
昨今は教育、医療、介護の現場でも注目されている。
セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みから
マニュアルに慣れた脳の限界、
現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り、
希望する脳とプラセボ効果との関係……
せっかちな見せかけの解決ではなく、
共感の土台にある負の力がひらく、発展的な深い理解へ。
臨床40年の精神科医が、最も関心をもつネガティブ・ケイパビリティとは何か。共感の成熟に寄り添う「負の力」について、初の著書。
(「近刊情報」より)
目次
第1章 キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅
第2章 精神科医ビオンの再発見
第3章 分かりたがる脳
第4章 ネガティブ・ケイパビリティと医療
第5章 身の上相談とネガティブ・ケイパビリティ
第6章 希望する脳と伝統治療師
第7章 創造行為とネガティブ・ケイパビリティ
第8章 シェイクスピアと紫式部
第9章 教育とネガティブ・ケイパビリティ
第10章 寛容とネガティブ・ケイパビリティ
商品詳細
- シリーズ名
- 朝日選書 958
- 出版社名
- 朝日新聞出版
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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