あしなが運動と玉井義臣 歴史社会学からの考察 上

副田義也/著

発売日:2023年4月

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ページ数
282p
ISBN
978-4-00-603338-5
著者情報
副田 義也(ソエダ ヨシヤ)
1934‐2021年。社会学者。東京大学大学院社会科学研究科修士課程修了。東京女子大学教授、筑波大学教授、金城学院大学教授、福祉社会学会初代会長、あしなが育英会副会長などを歴任。社会学にとどまらず、漫画評論、小説など多彩な執筆活動を展開した。博士(社会学)=東京大学

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商品説明

災害遺児、病気遺児、自死遺児などを支援する「あしなが育英会」は、いまや国際的にも広く知られている。玉井義臣は、この日本有数のボランティア活動を無から立ち上げ、大きな組織に育て上げた。この運動の価値と意義を歴史社会学的に位置づけ、「あしなが育英会」の前身である「交通遺児育英会」の誕生と発展、そして玉井のもとに集う若者たちの横顔を描く。(全二冊)

災害遺児、病気遺児、自死遺児などを支援する教育奨学運動「あしなが育英会」は、いまや国際的にも広く知られている。この日本有数のボランティア活動を無から立ち上げ、大きな組織に育て上げた玉井義臣と周辺の人物像を描き出し、活動の意義を歴史社会学的に位置づけた労作。文庫化にあたり、玉井による「岩波現代文庫版に寄せて」を収録した。(解説=苅谷剛彦)(全二冊)

目次

I 個人的体験
 1 母の交通事故
 2 死を待つ日々
 3 象徴的敵討ち
 4 手術と死
 5 損害補償

II 時代の本質
 1 高度成長期
 2 自動車産業の発展
 3 自動車関連産業
 4 モータリゼーション
 5 交通事故
 6 大気汚染など

III 交通評論家の誕生
 1 「交通犠牲者は救われていない」
 2 「ひかれ損の交通犠牲者」
 3 テレビによる交通キャンペーン
 4 ダンプ論争
 5 刑法二一一条改正キャンペーン
 6 「殺人機械」

IV 社会運動家への変身
 1 岡嶋信治の体験
 2 交通事故遺児を励ます会
 3 玉井と岡嶋の出会い
 4 世論の大きいうねり
 5 政治を動かす
 6 交通遺児育英会の創立

V 資本の論理・民衆の論理
 1 資本の論理・民衆の論理
 2 学生募金の論理(一)
 3 学生募金の論理(二)
 4 交通遺児育英会の財政構造
 5 奨学金制度(一)
 6 奨学金制度(二)

VI 時代を撃つ
 1 二六項目の要望
 2 自損事故保険制度の創設
 3 ゆっくり歩こう運動
 4 宇沢弘文『自動車の社会的費用』
 5 調査とキャンペーン
 6 授業料減免制度の獲得
 7 雇用促進法の挫折

VII 若い運動家たち
 1 事務局の構成
 2 山本孝史
 3 山北洋二
 4 桜井芳雄
 5 藤村修
 6 吉川明
 7 林田吉司
 8 工藤長彦
 9 かれらはなぜ交通遺児育英会をえらんだのか

VIII 「あしながおじさん」群像
 1 「あしながおじさん」制度の発明
 2 「あしながおじさん」たちの登場
 3 「あしながおじさん」になった動機
 4 日本人的ボランティア像

商品詳細

シリーズ名
岩波現代文庫 社会 338
出版社名
岩波書店
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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